日本明慧
■印刷版   

石家庄:法輪功修煉者の譚秀英さん、張海琴さんは中共スパイに連行される

(明慧日本)2007年8月17日ごろ、石家庄の法輪功修煉者の譚秀英さん、張海琴さんが不法に逮捕され、石家庄労働教養所四大隊に拘禁された。譚秀英さんは不法に一年半の労働教養の判決を受けたが、張海琴さんの判決の状況は不明である。

 情報筋によると、譚秀英さんは連行される直前まで、外で人々に法輪功の真相を伝えていた。そのとき、一人の40歳ぐらいの男性が話かけてきた。彼はいきなり共産党を罵り、そして自分がこれから悪党のすべての相関組織から脱退したいと言い、また法輪功の真相をもっと知りたいとか、法輪功の本を読みたいとか、動作を学習したいなどと話していたため、譚秀英さんは彼の話を信じた。譚さんは自分の携帯番号も彼に教えた。

 それからしばらくして、彼は譚さんに電話をかけてきて、『九評』と『転法輪』が欲しいと言い出し、さらに譚さんの家に行きたいと言い出したが、譚さんの母親の反対で彼の要求はかなわなかった。その後、およそ8月17日ごろ、彼からまた電話がかかってきて、譚さんに法輪功の動作を教えてもらいたいと言い出した。その人は男性であるため、譚さんはもう一人の法輪功修煉者の張海琴さんを呼び、二人で彼と約束した所まで行った。彼は約束の所に行ったが、会ってから二人は誘導させられ、狭い路地に連れ込まれた。異変に気づいたが譚秀英さんは遅かった。その人が手を振ると、すぐ三、四人の私服の警官が目の前に現れた。譚さんは一所懸命に逃げようとして抵抗したが、体を強くつかまれ、数箇所が黒紫色になっていた。

 騙されて連行されたその日、石家庄橋東区公安局は数十人の警官を派遣し、譚さんの自宅に行き、不法に家宅捜査を行った。隊長の王偉、趙新(音訳)ら数十人体制で譚さん宅に侵入した途端に、部屋中に立ち並び、ベランダ、台所、トイレなどすべての場所に警官を配置し、パソコン一台、CDコピー機一台、スキャナ付きプリンタ一台、プリンタ一台、衛星放送のレシーバー一セット、真相資料などを没収した。また家にあった3600元の現金も持って行った(その後、家族の強い要求で3200元を返し、一枚の領収書を渡したが、べつのお金を強制的に没収した。没収されたお金の内訳は彼らが言うには、譚さんを誘拐した時に使った「洗面費」160元、布団など400元以上かかったという)。

 譚さんは連行されてから石家庄第二留置場に拘禁された。20数日後、譚さんは不法に一年半の労働教養の判決を受けて、石家庄労働教養所四大隊に拘禁され、張海琴さんも一緒に労働教養を強いられた。

 譚さんは不法に石家庄第二留置場に拘禁され、その間、二回も肉体的拷問を受けていた。一回目に不法に尋問されたとき、譚さんは大声で「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」、「共産党、共青団、少先隊を脱退すると命が救われる」と叫んだため、刑務所の監視役の閻霊霞は、譚さんの顔が赤く腫れるまで抓んだ(閻霊霞はかつて幹事として石家庄第一留置場に勤めていたとき、当時不法に拘禁されていた譚さんを殴ったこともある)。

 譚さんは二回目に尋問された時、不法な要求に協力しなかったため、警官にあごを殴られ、その場で倒れた。汚い地面に押さえられて全身に泥が付き、あごが黒紫色になって腫れ、触れると激痛が走り、口と舌から血が出ていた。その日の夜、名前を呼ばれたとき、同じ部屋に監禁されていた同修は、譚さんの状況が酷いと説明したが、警官はわざと無視した。それから譚さんは毎日ずっとめまいがして、十数日後に別の労働教養に移送させられたときも、左耳が痛くて、めまいがしていた。

 2007年10月4日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/10/1/163673.html