協調して協力し合うことの妨害を打ち破る
文/中国大陸大法弟子
(明慧日本)我々が協調して協力し大法を実証し、衆生を救い済度することに影響を及ぼす一つの妨害があります。例えば、ある同修は法に符合するいい提案や、方法を持ち出す時、法理上ではそれを受け入れるべきだと皆が分かっています。しかし、実際に行う時に、往々にして、ぼやけていて、法と人の表れを混ぜ合わせてしまっているのです。その表現は三つあります。ひとつは「何で彼の言うなりにしなきゃいけないのか? と思い、いろいろ口実をつけて、ごまかしたり、いがみ合ったりして、大法を実証し、衆生を救い済度することに影響を与えてしまうことです。ここでただ一つの角度からその心理状態の問題点を分析してみましょう。
法に符合する同修の提案や方法を受け入れた場合、表面から見て、その同修の提案通りに行ったかのように見えますが、実は違います。実質上、皆は大法と師父の教え通りに行ったのです。だから、表面、表象と本質、内包とを混ぜてはいけません。
大法修煉者というのは人の表現、法の内包なのです。もし法の内包がなければ、そのこと或いはその問題に対しては、ただ人の表れになってしまうのです。この問題に対して、もう一つの正しくない心理状態は崇拝、依存で、人に学び法を学ばないことです。その表れは「彼の言うことは正しいから、それに従って行えばいい」ということです。実は同修の認識が正しいというのは大法に符合したからであり、私たちはやはり法を師にしなければなりません。
もう一つの正しくない表れは、自分の提案や方法が採用されたら、その同修は「皆は私の言う通りに行っている」と思い、自惚れてしまうことです。口先では「法を師にする」と言っているものの、実際は自分が他の学習者と違って、更にひどい場合は自分だけが偉いと思い込んでしまい、自分と大法を正しく位置付けすることが出来なくなり、ひいては大法を忘れてしまいます。これも協調責任者をしている同修が、特に注意しなければならない問題だと思います。
2007年10月6日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/3/163780.html)
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