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台湾キリスト教会は法輪功など災難に見舞われている団体のために祈りを捧げた(写真)

(明慧日本)台湾のキリスト教長老教会は2007年9月21日晩に義光教会において、台湾で1999年9月21日の地震で被害を受けたり、中国で政治迫害を受けた人々、そして中国共産党に迫害されている法輪功学習者のために祈りを捧げる集会を行った。

 これは、長老教会が去年8月に中国共産党の法輪功学習者に対する臓器狩りを知った後に集会を開いて以来、二度目の集会で、迫害をうけた法輪功学習者のための祈りとなった。

 祈祷会の主催者の一人の羅栄光牧師は「毎年、9月21日は国連が定めた国際平和の日です。全世界に向けて平和に関心を持つ人々に、我々の宗教儀式あるいはそれぞれの伝統の方式で、平和のために祈っていただきたい」。

祈祷会に参加する人々は法輪功などの災難に見舞われている団体のために祈る

 教会は今年も再び中共政権の臓器狩りの迫害を受けた法輪功団体のため、早く彼らが信仰の自由と基本的な人権を得られるようにと祈った。

荘牧師は祈祷会で張清渓さん、王鳳蘭さんを紹介した

 法輪大法学会の張清渓理事長、法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)のアジアの執行長の王鳳蘭さんも当祈祷会に招かれて参加した。

 張清渓さんは法輪大法についての概要を紹介した。法輪大法は、1992年に伝えられてから、1999年に中国共産党による弾圧をうけた事、さらに2006年に中国共産党政権が法輪功の学習者の臓器を販売していた事が暴露された事などを説明した。

 又、王鳳蘭さんはCIPFGについて次のように説明した。:CIPFGは、中国共産党が法輪功を迫害することを調査するための民間団体で、CIPFGのメンバーは、弁護士、医師、議員、立法委員など世界各地の数百人の著名人によって構成されている。中国共産党の法輪功に対する迫害を阻止するために、CIPFGは今年6月に「人権の為の聖火を全世界に巡回させる計画」を開始し、聖火が全世界でのリレーを通して中国共産党が行なっている残虐行為および反人権の犯罪を人々に伝える。そして、真相を伝えながら、「オリンピック」と「人権に対する犯罪行為」が同時に中国で行われるべきではないと考える人々が自発的に2008年の北京オリンピックを阻止するよう呼びかける。それによって、中国共産党の政権に対して全世界の人々から、人権侵害および法輪功学習者の臓器狩りのことについての抗議の声が直接届くようになる。

 2007年8月28日までに「人権聖火」活動に参加する国々は、分かっているだけで37カ国と150都市の予定で、しかも参加したい国や都市はまだ増え続けていると言う。

 去年8月7日に台湾の長老教会は同じ場所で「台湾のための祈祷会」を行った。その時、法輪大法学会理事長の張清渓さん、漢方医の胡乃文さんなどが招かれて、「中国の臓器狩りに関する人権問題」をテーマに、中国共産党の臓器狩りの残虐行為を伝えた。

 2007年10月7日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/28/163532.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/10/1/90086.html