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遼寧省撫順:王孝鳳さんと王孝雲さん姉妹は拷問で重傷を負った

(明慧日本)遼寧省撫順市の法輪功学習者・王孝鳳さんと王孝雲さん姉妹は2007年9月17日夜、悪徳な警官に連行・拷問され、重傷を負った。現在、馬三家労教所に不法に監禁された王姉妹は共に体が動かなくなり、命が危険な状態に陥っているが、それにも関わらず、馬三家強制労働教養所は彼女たちを釈放しない。9月29日、王孝鳳さんの夫は労教所に行ったが、30分間の家族面会だけが許された。

  9月17日夜、撫順市新撫区福民派出所の7人の警察官が王さんの家に押し入り、強制的に王姉妹を連行した。当時、姉の王孝鳳さんは年老いた母親を見舞うために妹の家にいたが、2人とも連行され、不法に家宅捜査をされ、一部の大法書物が没収された。家族は福民派出所に行ったが、姉妹に会えなかった。

 福民派出所の悪徳な警官・李向東らは自白をさせるために、24時間にも亘って王孝鳳さんの四肢を「大」の字に吊り上げたり、両手を後ろに縛って吊り上げたりして、拷問を加えた。王さんの顔はめった打ちにされ、既に変形している。その後、彼女たちは撫順第二拘留所に送られ、9日間監禁された上、不法に15カ月の強制労働を言い渡された。9月27日、姉妹2人は馬三家労教所に送られたが、労教所は姉妹の負傷があまりにも重いことから受け入れを拒否されたものの、拘留所の人は目下のところ、送り先がないために、一先ず馬三家労教所に入れると言った。

 現在、姉妹は馬三家労教所の牢屋に拘禁されており、2人の警官に監視されているという。しかも、姉妹は拷問により厳重に負傷したので、自ら身の回りの管理ができない状態になっている。病院の診断によると、王孝鳳さんは全身脱臼、骨増殖、気管、心臓機能の低下により呼吸すら困難な苦しい状態に陥っており、10数日間だけでも既に痩せこけて形相も変わってしまった。妹の王孝雲さんは、椎間板ヘルニアと病院に診断されており、歩くことも、自力で立つこともできず、会話まで困難だという。

 注:法輪功学習者を連行・迫害した主要責任者らの情報については中国語HP参照とする。

 2007年10月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/6/164004.html