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上海市第三労教所、法輪功学習者を残虐な手段で迫害している(写真)

(明慧日本)上海市第三労働教養所の法輪功迫害特定部門の中隊長・項建中は、高金林、陳建功らの警官と仲間になり、監禁中の法輪功修煉者に対して精神的、肉体的な虐待を繰り返してきた。同所は以前から非常に卑劣な手法で修煉者を迫害したため、有名になっていた。

 項建中は堅く自分の信仰を持ち続ける法輪功修煉者の耿兆軍さんを長時間立たせたりして、毎日3,4時間の睡眠しか与えなかった。この虐待は44日間も続いた。これにより、耿さんは両足が腫れ上がり、血管が浮き立ち、重い便秘に襲われた。

 夏の昼食には時々、腐ったものが出された。法正平さんは、衛生に注意してしっかり掃除するようにとの意見を出しただけで、項建中に呼ばれ、中隊全員参加の大会で攻撃の目標となり、「海外の法輪功と結託し、所内の状況を海外に報告し、また他人を煽動し騒乱を起こした」というでっち上げの罪を着せられ、独房に入れられた。

 項建中は中隊長の高金林に、法輪功修煉者の張一明さん、王偉さん、杜志龍さん、王家驊さんと呉騰鵬さんと面談のとき、彼らを侮辱するよう直接、指示を出した。「真・善・忍」の信仰を持ち続ける修煉者の張一明さんは合わせて1カ月立たされ、心身と共に大きなダメージを受けた。

 予定通りの「転向」効果が得られない場合、項建中は所属部隊に電話をかけて、「ベテランの殺し屋」を呼び寄せ、修煉者への迫害を加重させている。2007年3月、迫害に積極的ではないと言われた曾磊、趙文軼、黄徳林を転勤させ、李東兵、馬隊長、許隊長を呼び寄せ、新たな迫害を実施し迫害をさらにレベルアップさせた。

 また、項建中は少年時代から刑務所に入っている常習犯を呼んできて、修煉者に対してあざけり罵ったり、侮辱したりさせている。夜になると、修煉者を壁に沿ってまっすぐに立たせ、夜に睡眠を与えないなど、迫害がどんどんエスカレートした。毎日、強制洗脳を実施し、大法を侮辱するビデオを上映し強制的に見せると同時に、感想文を強要した。洗脳が終わると、今度はすべての掃除の仕事を強制するなどの迫害を加えた。

 このようにして、もしまだ転向しなかったら、今度は麻薬中毒の常習犯を指図して、長期にわたり拷問、体罰を繰り返し、身体が不自由になるまで迫害をした。何かの口実をつけ、修煉者を電撃棒で殴ったり、独房に入れた。上海複旦大学商学院准教授の王偉さんは警官の高金林に数回にわたって拷問され、独房に入れられ、わずか20日間で痩せこけた。

 それでも、修煉者たちが自分の信念と信仰を放棄しない時、彼らは嘘の転向データを造り上げ、迫害の業績を上げた。2007年7月、項建中は法輪功修煉者を迫害した業績によって、昇進し、上級部門に転属した。項のポストは法輪功修煉者の迫害を積極的に行ってきた、上海市第三労教所大豊農場の中隊長・洪叢栄が受け継いだ。

上海市第三労働教養所

 2007年10月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/5/163928.html