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オランダ:中共による臓器狩り事件を報道

(明慧日本)カナダの人権弁護士で、「残忍な生体臓器摘出—中国における法輪功学習者を対象にした臓器狩りの告発に対する調査報告」の著者デービッド・マタス氏は10月4日、オランダの首都アムステルダムで記者会見を行った。これについて、オランダの日報「メトロ」は10月5日、新聞の目立つ紙面に、「新しい肺が要るなら、中国へ」をテーマとして報道し、大きな反響を呼んだ。

 報道によると、中国では毎年、数千人が臓器のため、貴重な命を失うという。たくさんのアメリカ人とヨーロッパ人が新しい臓器を移植するために、高額な費用を払っているからだ。

 報道は、マタス氏の報告を引用し、たくさんの法輪功修煉者達が不法に捕まり、刑務所に監禁され、拷問されたあと、臓器が摘出、売買され、命を失った。中国ではオランダのように、ドナーの登録制度がない。この摘発に対して、中共は、中国の医院や専門病院では、死刑囚が自由意志で提供する臓器が使われていると弁明している。マタス氏は、この説明は非常にばかばかしいと批判した。彼は毎年、およそ八千人の法輪功修煉者が臓器狩りのために、死亡し、または行方不明になっていると指摘した。

 2007年10月9日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/6/164011.html