(明慧日本)師父は経文「実証」で、以下のように述べられた。「、一人の修煉者として、一切の有利な条件を利用し、大法を弘め、大法が正しいもので、真の科学であり、説教と唯心論ではないということを証明せばならぬ。これはすべての修煉者が自分の任務とすべきことである」。
私は今年69歳、漢方の専門医である。1996年に法輪功の修煉を始めた。1999年7月20日、中共政権による法輪功への弾圧が始まってから、私は人々に弾圧が間違っておりであり、法輪大法の無実を説明し始めた。その過程において、公安局や、派出所、町内会の関係者、患者さんからは、同様なことを聞かれた。「あなたは医者であり、科学を信じるべきなのに、なぜ迷信を推奨しているのか」。私は実体験を用いて、法輪大法は通常の理論を超えた科学であり、決して迷信ではないことを説明してきた。
私の一家は漢方医学の代々名門である。父は主任医師、兄と妹は副主任医師。この家庭に生まれ育った私だが、様々の疾病を患った。家族が私に一流の治療をしてくれるが、病気が治ることもなく、なす術もないままだった。
私は、大量の生理出血による重度の貧血によって、幾度も突然に意識を失った。血色素が2.7gにまで達したことがあり、通常は5-6gで、標準の10-12gよりはるかに下回っている。そのため、心臓の拡張障害を招き、動悸、呼吸困難、胸部と背中の痛み、下半身のひどい浮腫みなどに苦しまれ、常に無気力状態で、子供も授からなかった。
また、私は長年、外陰白斑症にも悩まされている。手術するしかないと言われたが、当時、私は手術をせず、かゆみ止めの薬剤などを塗布していた。歳が取るにつれ、外陰部周辺から下腹部までがひどい痒みを感じ、その後、癌となり、全身に転移した。胃には硬い塊ができ、私は手術する勇気すらなかった。体重は69キロから45キロまでに減った。
さらに、私は若いとき肺結核を患っていた。治った後、冬になると、咳と風邪に悩まされた。
長年に漢方と西洋医学の薬を飲み続け、名医に面倒をみてもらっているが、私は薬を手放すことができず、生きることの楽しみを感じられない。様々の気功を習ったこともあるが、まったく効き目がなかった。
1996年に、私は「転法輪」を読み始め、大法の奥深い法理に魅了された。私は毎日法の勉強に励み、修煉に打ち込んできた。いつの間にか今までの疾病が消えたことに気づいた。もちろん、その間、幾度か強い消業(しょうぎょう、詳しくは『転法輪』を参照されたい)に直面したが、乗り越えることができた。法輪大法に出会う前、私は医学科学に頼って治療を行ってきたが、望ましい結果が得られなく、病気がますます悪化した。法輪大法の修煉を始めてから、病気が完治しただけでなく、皮膚もきめ細かくなり、肌が白くなり赤みがさすようになった。体力も日々増強してきた。50歳代しか見えないと、周りからよく言われるようになった。
公安局の警官と町内会の幹部が私に法輪功修煉の放棄を強要する際に、私は必ず自分の実体験を用いて、大法が正しいと説明してきた。「法輪大法を修煉して8年間(※)、私は一錠の薬も飲んだことがない。一回も注射を受けたことがない」「あなた達のような若者、一年間に薬を飲まず、注射を受けないと約束できるのか」、などと彼らに問いただすと、返された言葉はなかった。
このように、私は修煉の前と後において、自分の身に起きた事実を用いて、法輪大法が通常の理論を超えた科学であり、迷信でないことを説明した。人間には生老病死が待っている。これは回避できない自然の規律である。法輪大法の修煉によって病気が治るということは、通常の理論を超えたことではないか。
(※:この文章が書かれた2004年現在までの年数)