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老人がひざまずいて願う中、610弁公室の役人は李さんを連行した

(明慧日本)山東省招遠市辛荘鎮李家村在住の李志蓮さん(47歳女性)は、善良な農婦で、「真、善、忍」に基づいて法輪大法を信仰している。ほとんど毎年、李さんは必ず招遠市610弁公室の洗脳班に連行され、少なくとも1カ月監禁されている。家族は厳重に傷つけられ、家計も大きな打撃を受けている。今年7月、李さんは再び洗脳班に連行された。

 李志蓮さんは素行善良な法輪功修煉者である。息子と娘がいて、義理の両親がいる。娘は今年大学入学試験を受けて、合格した。息子は今年中学校に入る。義理の両親と息子と娘の学費を負担するために、李さんは十数ムー(土地面積単位、1ムーは6.667アール、または15分の1ヘクタールと相当する)の農地を耕作した上、春雨の製作工場のアルバイトもやっていて、働きすぎて疲れている。

 今年7月、李さんは春雨の製造工場のアルバイトから家に戻ろうとするとき、再び家の前で待ち伏せていた610弁公室の職員たちに連行された。その場には、多くの村の住民たちもおり、多くの人の目の前で、李さんの70歳を超えた義理の父は610弁公室の職員たちにひざまずいて、日々働いている嫁さんを連行しないように頼んだ。周りにいる人も次々と李さんを連行しないように言った。しかし、610弁公室の職員たちは、自分にも両親と子供がいるのに、自分たちの行為が普通の家庭にどれほどの打撃をもたらすのかを一切考えず、目の前の利益しか考えなかった。このように、70歳を超えた老人の願う声を後に、610弁公室の役人たちは李さんを連行して行った。

 連行されてからもうすぐ3カ月になる。この間、そろそろ大学へ行く娘さんは母親への面会を申し込んだが、彼女の要望は拒否された。今はまさに収穫のシーズンで、1年間苦労した農民たちは命の糧の食糧を精一杯収穫しようとしている。李さんがどんな気持ちでいるか、みなさん分かるでしょう! 李さんの権利は奪われ、李さんの家族たちも心身ともに疲れて、どうしようもないという思いが頭の中にいっぱいある。

 2007年10月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/4/163862.html