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法輪功修煉者・王玉環さんは5月9日に長春で連行され、迫害によりこの世を去った

(明慧日本)吉林省長春市:法輪功修煉者・王玉環さんが、2007年5月9日にほかの数十人の修煉者とともに警察に連行されました。10月9日警察が電話で家族に「王玉環さんが血を吐いて、救急処置の末、死亡しました」と伝えてきた。家族が遺体の所在を尋ねても、教えてくれることなく、10月10日に責任者と相談するようにと言われました。

 情報によると王玉環さんは半月前の9月24日に長春市中央病院で逝去したようです。迫害の詳細に関しては情報収集中につき、皆様の情報提供をお願いします。

 王玉環さんは、文字もそんなに読めない1人の善良で穏やかな、60代の女性です。信仰を続けただけで、8年間にわたり長春警察に数十回不法に監禁されました。彼女は体罰用の椅子に3日連続で縛られ、そのために足首の骨も露出し、腕も警察の迫害により骨折し、電撃により顔面は焦げ、目もタバコで焼かれ、耳は叩かれて全身血まみれとなり、その上に、ほかの女性修煉者と一緒に全裸で「大」の字にさせられて、板の上に26日間も縛られ、その間警察や、医者、男性犯人たちに侮辱され続けていました。

 2007年5月9日、吉林省公安庁、長春市公安局、二道区分局が、二道区で交流会を開いた法輪功修煉者・王玉環さん、馮立平さんをはじめとする38人を不法逮捕しました。その後、当局は逮捕の範囲をさらに広げ、全市の各区で巻き込まれた法輪功修煉者が多数いたようです。情報筋によると巻き込まれた修煉者は60〜70人にのぼり、多くの修煉者が家にも帰れず、路上生活が続いています。

 法輪功修煉者達はそれぞれ長春市二道区の6つの交番に連行され、深夜まで尋問され続けました。5月12日20時30分ごろ、50数人の修煉者が第3看守所に移行されました。情報筋によると、法輪功修煉者の馮立平さんは殴打により片方の腕に障害が残り、ほとんど動かすことができず、まっすぐ腕も伸ばせずに、いまだに公安病院で監禁されています。その上、お母さんは毎月300元を支払うように強請られています。馮立平さんは秘密基地に連行され、そこで迫害されたという情報もあります。しかし、その犯人はいまだに分かっておらず、市警察の可能性が最も高いです。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2007年10月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/11/164264.html