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河北省:山海関第三留置場の警官・王永恒の悪行を暴露

(明慧日本)山海関公安局局長・趙然の指示により2007年8月15日、警官らは地元の30人あまりの法輪功修煉者を強制連行した。一部の修煉者は山海関第三留置場に連行された後、残酷な拷問を受けた。その中の最も悪らつな警官は、副所長の王永恒である。

 2000年末から2001年の初めにかけて、王永恒は「転向」の目的を達成するために、長期にわたって睡眠を奪い、めった打ちや拷問を加え、十分な食事を与えないなどして修煉者を苦しめた。王永常がよく使ったのは「大背錠」である。片手を肩の上から後ろへ引っ張り、即ちもう一方の片手を腰部から後ろへ引っ張り、両手を背中で合わせ、手錠できつく縛る拷問である。しかも背と腕の間に酒の瓶や板などを挟み、両手をしっかりと張り、そして手錠を肉の中にくい込ませたため、血がだらだらと流れ落ちていた。こうして残忍極まりない手段で修煉者を苦しめたのである。その他に行ったのは、「吊り上げ」とは手錠で両手を後ろにかけ、一本の縄を中に通して人を吊り上げ、両足を地面から離させるという拷問である。もう一つは、両手を後ろで縛り、体を空中にぶら下げ、往復して引っ張った。最長で5時間以上かけられ、多くの修煉者達は苦しみのあまり意識不明になってしまった。

 このような拷問により、法輪功修煉者の朱風純さん、李建さん、楊玉春さん、王秀芝さん、ピ景輝さん、何秀華さん、楚淑娥さん、韋丹権さん、張桂榮さん、楊玉福さんたち拘禁された法輪功修煉者は、相次いで命が危険な状態に陥っている。

 2002年6月、山海関の法輪功修煉者・左洪濤さんと高淑傑さんは拷問を受け、気息奄々になるまで苦しめられた。

 高淑玲さんは高熱に冒されているのに、警官の王永恒はあろうことか高さんにびんたを食らわせ、タバコの吸殻で高さんの体をやけどを負わせた。今もその傷跡が残っている。これらの拷問を受けたため、高さんは冠状動脈心臓病になってしまった。

 2004年5月、法輪功修煉者の韋丹権さん、呉文章さん、陳迎さん、高紀紅さんと李耀坤さんは、第三留置場に不法に監禁されていた。呉文章さんは断食で抗議したため、王永恒は暴力的に「灌食」を強いた。

   山海関の法輪功修煉者・閻宝芳さんは、ある朝、起きたばかりで王永恒にびんたを食らわされ、顔がすぐに腫れあがった。今でも左目がはっきりと見えない状態である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2007年10月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/13/164397.html