陝西省彬県:王小彬さんは2回労働教養され、冤罪で死亡
(明慧日本)陝西省彬県の法輪功修煉者・王小彬さんは2回不法に労働教養を科され、陝西省ゾウ子河労働教養所に送られて迫害を受けた。2005年11月釈放され自宅に戻ったが、お互いに信頼しあっていた母親が亡くなっていたことを知り、突然のショックで精神状態が異常になり、2007年4月、冤罪でこの世を去った。まだ40歳であった。
王小彬さん(40歳男性)は、陝西省彬県城関鎮北町村の農民であった。1999年2月から法輪功を修煉しはじめ、それまで患っていたさまざまな病気があともなく消え、元気になり、とても明るい人に生まれ変わった。
しかし、1999年7.20江沢民をはじめとする中共政権による法輪功への残虐な弾圧が始まってから、王小彬さんは自ら立ち上がり、人々に法輪功の真相を伝えていた。そのことで後に、中共の嘘の宣伝に騙され真相を知らない人物に密告され、2001年6月16日に彬県公安局に拘留され、不法に1年半の労教の冤罪をかぶることになった。その後、陝西省ゾウ子河労教所教育中隊に送られ迫害を受け、2002年8月に釈放されて家に帰った。
2004年正月、王小彬さんは周至県の街で、戸外で煉功したため、中共の幹部に強制連行された。この間、7月〜8月ごろ、お互いに信頼しあっていた母親が面倒を見る人がいないことにより、亡くなっていた。このことを知った村人が公安局に行き、王小彬さんを直ちに釈放して母親の遺体を安置させるように要求したが、公安当局に拒否されていた。
それから、王小彬さんは再び彬県公安局に不法に2年の判決を受け、陝西省ゾウ子河労教所生活中隊(第二大隊)に連行され迫害された。
実は、2004年からゾウ子河労教所では、新たに送られてくる法輪功修煉者に対して、面積がわずか10平方メートルもない狭い小屋に監禁するようになっていた。このような小屋は窓もなく、中にいる人は外の様子が何も見えない。この小屋の中で起こっていることを監視する人もなく、殺されても誰にも知られないように作られている(陳建生さんはこの小屋で殺されていた)。小屋の中では、1人の学習者に対して3人の麻薬常習犯を一緒に監視するようにつけている。そこは4人だけの空間になり、人の出入りは許されず、小屋のドアは24時間外から鍵をかけられ、中の4人の状況は誰にも知られない。4人の生活—食事、トイレなどはすべて小屋内に限られている。そこには便器が一つあるだけで、便器には蓋もない。空気の流通がなく部屋は呼吸ができないほど臭かったという。それでも、毎日3時間の睡眠をとることが許され、それ以外の時間は大法を中傷するように書かれた本を強制的に読まされた。警官は24時間巡回しており、態度が悪い、あるいは転向の見通しのない学習者に対しては、つけられた3人の麻薬常習犯に命令し殴打させた。
2005年11月、王小彬さんはやっと釈放されたが、信頼する母親はすでに亡くなっており、小屋での想像を絶するほどの迫害の結果、徐々に精神状態が異常になり(およそ2005年末ごろ)、結局2007年4月、このように悲惨な状態でこの世を去った。
2007年10月14日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/12/164332.html)
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