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前任の威海紡織グループの副社長が1ヶ月近く行方不明

(明慧日本)2007年9月19日午後3時過ぎ、山東威海市の「610弁公室」の警官ら7人が不法に法輪功修煉者・江振南さん(69)の家財を没収した。江振南さんはその日から突然、行方不明になった。

 警官はプリンタ、法輪功の真相資料、さらに彼の甥が学ぶためのノートパソコンも没収した。警官は家族に対して「江振南は威海市の唯一の処級ランクの幹部の法輪功修煉者のため、彼らは重点的に監視する対象になっている」と言った。 

 江振南さん(69歳男性)は、定年退職まで威海紡織グループの副社長、シニアエンジニア、威海紡織工程学会理事長を歴任。江振南さんはかつて威海紡織業界の発展のために際立つ貢献をしたことがある。彼本人は「中国有名技師大全書」に記録されている。相前後して威海市の優秀な生産者、優秀な科学技術の従事者などの称号を獲得し、そして市の政協委員に当選したこともある。

 1994年7月、江振南さんは交通事故に遭遇して右目が失明し、左目の視力も非常に低く、歯はすべて落ちて、左腿、左腕は切断した。1998年の初め、彼はまた萎縮性胃炎、食道血管腫を患い、手術をすることもできなかった。

 1998年5月、江振南さんは法輪大法を修煉し始めた。1ヶ月も経たないうちに、彼の体は完全に回復した。大法は江振南さんに二度目の命を与えた。 彼は法輪大法から恩恵を受けたが、中共政権は彼が大法から恩恵を受けた事実を訴えることを許さなかった。1999年7.20日から、威海の「610弁公室」は江振南さんに対する不法な迫害を持続的に行い、途切れることはなかった。

 2000年6月、江振南さんは北京へ法輪功の真相を伝えに行き、政府に対して、自ら法輪功から受益した経歴を述べ、法輪功の真実の情況を訴えに行った。しかし、江さんは天安門派出所に不法に捕まえられ、3日間拘禁されてから、威海留置場に連れ戻され、さらに4日間拘禁された。

 2005年9月、威海の「610弁公室」は失業した若者を雇って、江振南さんの家の外で待ち伏せ、監視、尾行をさせた。中共政権の「敏感日」期間中、現地の派出所、住民委員会は更に江さんに電話をかけたり、人を雇って私生活を侵害させたりした。

 2007年6月、威海の北溝派出所は江振南さんの居住する建物の両側に2つの監視カメラを設置し、同時にまたアンテナのような装置を取り付けた。それによって、江振南さんを全面的に監視し、江振南さんと家族に極めて大きな圧力と生活をもたらした。

 2007年10月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/14/164469.html