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湖北省十堰市:法輪功修煉者の蔡子東さん、7年間の監禁後、再び監禁される

(明慧日本)2007年10月12日は、湖北省十堰市の法輪功修煉者・蔡子東さんは不法に7年間監禁され、2007年10月12日に釈放される予定だった。10月9日、蔡子東さんの両親は、遠く離れた実家から刑務所に息子を迎えに来た。翌日、蔡子東さんの両親は、刑務所に行って蔡子東さんと面会し、蔡子東さんが釈放される12日までまって、一緒に家に帰ると約束した。刑務所の警官は、二人の老人に偽善的に、「絶対、蔡子東さんとと一緒に家に帰るようにする」と言った。

 10月12日、7年間も不法に監禁されていた息子の釈放を心待ちにしている蔡子東さんの両親は、12日の朝6時ごろ、刑務所の外で息子が出るのを待っていた。8時ごろ、刑務所の始業時間になった時、ある王という警官はご両親に、蔡さんが11日に既に十堰市の610弁公室に連行され、湖北省洗脳班に行ったと話した。

 蔡子東さんのご両親は、警官に洗脳班の住所を聞いても教えてもらえなかった。70歳の老人は、仕方なく憤りを抑えながら、その場を去った。

 蔡子東さんは、十堰市東風自動車設計院の設計師で、ハルピン工業大学の卒業生で、今年40歳である。蔡子東さんは、十堰市第十三中学校の宿舎に住んでいる。蔡子東さんの父親は、第十三中学校の校長と党書記を歴任したあと、定年退職した。蔡子東さんは、1994年、母親と一緒に李洪志師父の講法講習会に参加し、その後、十堰市法輪功補導点の責任者となった。

 1999年7月20日、中国共産党が法輪功を不法に迫害してから、蔡子東さんは監禁された。その後、2000年に逮捕が許可され、2002年に不法に懲役7年間と言う判決を受けた。蔡子東さんは、湖北省琴断口監獄に監禁されたが、2007年3月20日に沙洋范家台監獄に移送され、迫害を受け続けてきた。

 監禁されていた7年間中、蔡子東さんは数回も犯人と警官にひどく殴打され、体がかなり衰弱した。610弁公室は、蔡子東さんが7年間の監禁を終え、釈放される予定日の前日に、彼を洗脳班に送り込んだ。

 2007年10月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/15/164538.html