オーストリア:政界、メディアは中共の生体臓器摘出に注目
(明慧日本)カナダの国際人権弁護士のデービッド・マタス(David Matas)氏はカナダ議会前議員デービッド・キルガー氏と共同で『血生臭い臓器摘出-中国における法輪功学習者を対象にした臓器狩りの告発に対する調査報告書』を発表した後、数カ国に招待され、講演を行い、現地の各界人士と会談した。2007年10月14日、マタス氏はオーストリア・ウィーンで政界及びメディアと会談し、中共による生きた法輪功修煉者を対象とする臓器摘出の実態を暴露した。
マタス氏はドイツ大紀元新聞社の取材を受けた時、報告書を紹介するために現在まで彼はすでに31カ国を訪問したと述べた。彼の話によると、つい今朝ロマニイア議会で行われた座談会に参加した後、午前中の飛行機に乗ってウィーンに到着した。その後、すぐメディアの取材を受け、国会議員、国連特派員及び人権基金会の責任者らとそれぞれ個別会談を行った。オーストリア国会人権委員会の責任者は 彼との会談で、議会で一つの臓器略奪に関する公聴会を行うように努力したいと示した。
国連の拷問虐待問題特使のマンフレッド・ノワーク(Manfred Nowak)氏は、マタスと面会した。中共政権による法輪功修煉者の臓器略奪について、彼は、2年に一度のEUと中国との会談が2週間後に北京で行われ、「会談では、臓器略奪及び法輪功問題が提出される」と示した。
マタス氏はウィーンで過ごした一日に非常に満足している。彼は各界の人士との話から、人々は援助を提供したく、メディアも支持の意を表していることを感じた。オーストリア国家新聞社(APA)とオーストリア・ラジオ局もマタス氏を取材した後、当日それを報道した。
当日、オーストリア国家新聞社(APA)は、「臓器売買:—人の人権弁護士は五輪ボイコットを考える」と題し、副タイトルを「血生臭い臓器摘出と法輪功問題」として発表した。「もし下劣な中国の人権改善のためになるならば、私は2008年北京オリンピックのボイコットを支持します。オリンピックは国際社会と中国のつながりを代表し、我々はこの機会を利用し、残忍で不法な臓器売買を譴責すべきである」というマタス氏の話を引用した。新聞によれば、マタス氏は、各国が大量に臓器売買と中共政権による法輪功への迫害に抗議すれば、中共を屈服させる可能性があると確信している。中国で2008年5月1日より発効する臓器売買禁止法令が、確実に実施されるかどうか、さらなる観察が必要である。それについで、新聞通告はマタス氏の報告書を紹介し、報告書の趣旨が法輪功修煉者に対する臓器略奪だと示した。報告の中で、中共政権が拘束者を殺害し、彼らの臓器を略奪・販売している証拠があげられている。主要な証拠としては、報告書では中国の病院との電話記録までも公表され、要求された料金を支払えば、直ちに中国から臓器を買うことが出来、指名すれば、法輪功修煉者の臓器を買うことができるという。
2007年10月17日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/15/164564.html)
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