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山東省蒙陰県:法輪功修煉者・公茂成さんが受けた経済的迫害

 (明慧日本)明慧ネットではかつて、山東省蒙陰県の供電局社員で法輪功修煉者の公茂成さんが、地元の「610弁公室」と警察から受けていた迫害を報道した。ここで、詳細についてさらに補足する。

 2000年10月9日、公茂成さんは人々に法輪功のすばらしさを伝えていた時、警官に連行され、蒙陰県留置場に27日間監禁され、さらにいわゆる管理費の名目で1060元も没収された。11月5日、蒙陰県610弁公室の洗脳クラスで不法に48日間監禁され、洗脳教育を受けた。そして、罰金として5000元、生活費として720元を没収された。

 職場に戻って仕事に就くと、職場から給料とボーナスを止められた。例えば、2000年のボーナス5700元、2001年のボーナス6200元、2000年の11月〜2002年3月までの給料11ヶ月分の合計21000元が停止された。毎月の生活費として180元だけが支給された。年棒も一級下げられ、毎月57元減らされ、2001年〜2007年までで、合計4788元が減給された。

 2006年9月7日朝8時ごろ、公茂成さんはト庄供電ステーションで執務していた時、突然、ト庄鎮出張所の孫良山所長に連行され、作業服のまま連れ去られ、留置場に47日間監禁された。

 警官は、公さんに暴力を振るい、残虐な拷問で苦しめていた。24時間毎に場所を変えて、酷く殴った。特に、県の刑事警察隊に入れられて24時間以内に、警官らは公さんの頭に黒いビニール袋をかぶせ、酷く殴りかかった。当時、公さんの口と鼻から血が流れているにもかかわらず殴られ続け、ずっと地面に倒れて意識不明になってから、警官はやっと手を引いたという。その期間、公さんの両手を背中に回して手錠をかけ、暖房の湯を流す管から、足の先が地面に触れないように吊るした。一回吊るすと24時間下ろさなかった。また、公さんを強制的に「トラの椅子」、「トラの机」などの特殊な拷問具に縛り、顔を殴った。警官は疲れると、靴で顔を殴っていた。

 酷く殴りかかった警察は王偉である。王偉は新しい一冊の『転法輪』を人を殴る時に使い、ボロボロなるまで殴っていた。この警官はとても悪質であり、全く人間の心がない。殴り疲れたらソファーに寝て休み、起きたらまた殴り続ける。王偉はまた公さんの両手を背中に回して手錠をかけ、背中を壁に付け、地面に座らせ、両足を真っすぐにして、椅子の足で公さんの両足を挟み、足の土踏まずを殴った。さらにスタンガンで膝から足首までの部分を電撃した。公さんは痛くて耐えられなかったが、それでも王偉は公さんへの拷問を止めなかった。「大鐐」という拷問具を付けるように強制し、鼻から血が流れ出るまで迫害を続けたという。

 それと同時に、蒙陰県の「610弁公室」、留置場、蒙陰県供電局は結託して、公さんに経済的手段で迫害を強要した。留置場は管理費として1260元を没収し、県「610弁公室」は2万元を不法に奪い取った。家族は公さんの早期釈放を求めたが、警察に27000元も不法に奪われた。それと共に、新しいノートパソコン一台、電気貯蔵用器具一台、マルチ電気輸送器具一台、合計17000元以上の個人財産を没収された。王偉はさらに公さんのポケットにあった600元さえ奪い取った。公さんは釈放される時に返金を求めたが、100元しか返されなかった。公さんのMP3と携帯も王偉に奪い取られた。

 公さんの職場である供電局は、中共の迫害政策に従って、善と悪も分別せず、公さんに対して2回に分けて減給処分を下し、毎月142元まで減給処分を取り、2006年〜2007年まで1700元を不法に取っていた。2006年〜2007年までの給料11000元も支払わなかった。

 県「610弁公室」は2007年8月から毎月、公さんの給料から1700元を奪い取り、現在まで3400元も奪い取っている。そのほか、衣類や保険品など1600元も没収した。

 上記を合わせると、公さんは2000年から合計で12万4500元の個人財産を、県「610弁公室」、留置場および供電局に不法に没収されたことになる。

 2007年10月22日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/17/164715.html