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湖北省黄梅県:警官の暴力で法輪功修煉者らが負傷

(明慧日本)湖北省黄梅県の法輪功修煉者・胡柏栄さん、黄玉蘭さんは村で真相を伝える際、派出所の警官によって強制連行された。強制連行中、胡さんらは「死ぬまで殴ってやる!」などの暴言を受けたうえ、殴打された。集まった村民から暴力を行使している警官を非難する声が上がった。

 派出所に到着後、2人はすぐ、独房に入れられた。カーテンが閉められた室内で、胡さんは6人の警官に囲まれ、床に倒された。警官は「今日は殴り殺してやる」などの暴言を吐きながら、革靴で胡さんの体中を力任せに踏んだり、蹴ったりした。

 エスカレートする一方の暴力に胡さんは歯を食いしばって耐えていた。最後に気息奄々となり、失神する寸前だった。殴打の後、警官は胡さんと黄さんを拘置所に送った。ひどく殴られた胡さんに黄さんは手を差し伸べようとしたが、警官の拳骨が飛んできて、目に当たった。黄さんの目はすぐに充血し、顔がひどく腫れあがった。

 責任を逃れるために、警官は2人を拘置所に送ったが、2人の目に余る傷を見て、拘置所からも非難の声が上がった。次の日はちょうど、上級機関が拘置所を視察する日であり、視察に訪れた幹部はひどく殴打された2人を見て、入所させるべきではないと拘置所の責任を質した。

 入所して4日目、胡さんの家族は面会に拘置所に出向いた。歩けなくなった胡さんを見て、家族は釈放を強く要求した。拘置所は派出所の責任であると言い逃れをした。家族はその後、派出所に行き釈放を求め、なぜここまで殴打したのかと担当警官を問い詰めたところ、警官は殴打した事実を認めず、拘置所で殴られたと嘘をつき、釈放を認めようとせず、更に同行した胡さんの娘婿を殴ろうとした。

 胡さんと黄さんのほかに、同県の法輪功修煉者・楊成松さんは2007年7月24日、不法な家宅捜査に遭い、大量の法輪功書籍と資料を奪われた上、不法に拘置所に送られた。

 2007年10月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/22/165003.html