日本明慧
■印刷版   

吉林法輪功学習者・金徳洙さんが九台労働所に連行された

(明慧日本)吉林省龍井市法輪功修煉者・金徳洙さんが最近延吉市国保大隊の警察に強制連行され九台労働所に入れられ迫害されている。

 金徳洙さん(40歳ぐらい、男性)中国在住の朝鮮人で、元吉林省龍井市東盛涌鎮龍山小学校の教員である。1999年7.20以来法輪功の信仰を持ち続けたため、学校から不法に追放された。奥さんも圧力を受け、金徳洙さんと離婚した。

 2002年ごろに龍井市公安局政保科の悪辣な警官は金徳洙さんの自宅に侵入し、不法に家宅を捜査したが、当時金徳洙さんが家にいなかったため、失敗に終わった。しかし、いつ連行されるか心配で、金徳洙さんは自宅に戻ることができず路頭に迷う生活になった。

 中共は第17回党大会の際に延辺自治州各県市の中共警察は法輪功修煉者に対して強制連行を始めた。金徳洙さんがバスの中で真相を伝えたという「理由」で、尾行していた工作員に告発され、2007年9月29日昼11時ごろ、自分が勤めている会社で二人の私服の警官に強制連行された。

 10月中旬に延吉市国保大隊の悪辣な警官は強制的に金徳洙さんを吉林省九台飲馬河労働所に連行した。

 九台労働所の悪辣な警官は修煉者を「転向」 させる(法輪功を止めさせる)ために、そこで監禁されている法輪功修煉者全員を集め、強制的に毎日朝4時から夜10時までずっと「板」に座らせ、そして1日二回硬くて黒い生地で作った饅頭しか与えなかった。

 金徳洙さんは2006年2月28日に延吉市国保大隊の悪辣な警官に連行され、1年間にわたって延吉市看守所に拘禁された。最後に証拠がないため釈放された。

 金徳洙さんは強制的に延吉市看守所に拘禁されている間、60歳を過ぎた両親が遙々田舎から延吉市看守所に息子と会いに来ていた。金徳洙さんの実家はとても貧しい龍井市徳新郷で、元々生活の条件も整っていない。そんな中金徳洙さんは再三連行され、両親から遠く離れた九台飲馬河労働所に拘禁された。これは両親にとって、苦しみの上に苦しみが重なったことになる。

 (この事件に関する詳しい情報は中国語のサイトをご参考ください)

 2007年10月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/23/165101.html