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生きた人から摘出した臓器は中共政府が提供している(ビデオ)

(明慧日本)新唐人テレビ局の報道によると、中国瀋陽にある日系資本投資企業が臓器売買に関わったことが発覚し、代表が逮捕されたという。しかし、その会社のすでに削除されたウェブサイトにははっきりと、裏では中共政府が支援していると記されていた。米国カリフォルニア自然回復医学研究所の劉博士が、昨年インターネットで調べた結果、彼が質問した臓器移植センターは、みな臓器は中共当局より提供されるので、問題ないと保証していた。

 昨年3月、大陸から脱出したジャーナリストとある角膜移植医の妻が、中共が生きた法輪功修煉者から臓器を摘出している黒幕を公に暴露した。その後、劉博士はこの事件に関心を寄せ、何度もインターネットで調査し、国外から臓器移植希望者を募集する一部の中国臓器移植センターの資料をダウンロードした。劉博士は日本人を招致するウェブサイトを例に取り上げた。

 劉博士は「このセンターは日本人が移植に来ることを待ち望んでいる。ウェブサイトのトップページには、単刀直入に彼らの臓器移植は政府の支援を得ている、と書かれていた。それらの臓器はすべて政府が提供し、保証があると言っている。しかし、特に臓器移植の犯罪が暴露されてから、このウェブサイトは他の一部のウェブサイトと同じく、もう見られなくなっている」と述べた。

 劉博士はこれらの臓器移植センターについて調査するために、「悦生国際健康サービスセンター」というウェブサイトに連絡を取り、もし肝臓をまるごと移植手術する場合、どのくらいの時間が必要かなどの質問をしたが、まもなく専門家の回答をもらった。

 劉博士は「回答はとても専門的で、非常にはっきりとしていました。一つはいつ中国にきてもよろしい。中国に着いたら、わずか2週間、長くて4週間待てば、完全な肝臓を得られるというのです。医師として、私は二つの疑問をもちました。一つは待ち時間がなぜこれほど短いのか。もう一つはこのセンターには相当大きな臓器提供源があるのではないかということです。中共が法輪功を迫害し、生きた法輪功修煉者から臓器を摘出するこの暴行が暴露されてから、このウェブサイトは削除されました。これは、ぼろが出たことを察知して、急いで収拾したことを示しています」と述べた。

 中共中華医学会の官吏は10月5日に、囚人を臓器移植の提供者にしないことに同意した。しかし、まったく罪のない法輪功修煉者の臓器を摘出する野蛮な行為については、まったく言及していなかった。この事件に関心のある人々は、次から次へと、国際社会の人権組織に対し、中共当局に圧力をかけて、一日も早くこの依然として陰で行なわれている残酷な行為を止めさせるよう、呼びかけている。

 2007年10月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/10/24/165192.html