日本明慧
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思いついたら、チャンスを逃さないように直ちにやろう


 文/中国大陸大法弟子

(明慧日本)1999年に私も北京へ陳情に行こうとしていました。立見席券はいやで時間を遅らせたため、後から追い付いて来た警察と勤め先の指導者に洗脳班へ強制連行されました。大法について公に言うチャンスを失ってしまったのです。この出来事は、自分の汚い安逸を求める心を鏡のように映し出しました。いい気になったこの心が、少しずつ私たちを淵へ引きずり込むのです。それは段々暖かくなっていく水に飛び込んだ蛙が、気分よく感じているうちに命を取られる事と同じなのです。

 ある時、同修と一緒に自転車に乗っていた私は、とても疲れたので、ちょうど下り坂だったためブレーキを踏まずに、気持ちよく進んでいきました。その時、私は急に悟ったのです。気持ちがいいと感じる時には、もう下り坂を歩んでいるのだと。例えば、もうちょっと寝よう、もう少し遊ぼうと思ったら、実は邪悪を取り除くチャンス、三つの事を行うことを放棄してしまうことになるのです。

 そこで、私は悟りました。三つの事を行う時、思いついたら、待たず、頼らず、直ちに行うようにすべきだということを。そうでないと、邪悪に隙に乗じられかねません。例えば、師父は法を学ぶことの重要性を何度も強調されたので、私は毎日『転法輪』を一講か二講学ぼうと決心しました。しかし、眠くなった時、早く寝て、明日早く起きてからまた学ぼうという考えが出てくるのです。

 しかし、本当に寝てしまったら、必ずしも翌日早く起きられるとは限りません。法を学ぶチャンスをこのように逃してしまうのです。また、今週真相資料を多目に用意するようにと同修に繰り返し言われたのに、私はいつもぐずぐずして怠けたせいで、それほど多くの資料を作れず、同修の要求に応えられず、衆生を救い済度するチャンスを失ってしまったこともあるのです。

 2007年10月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/23/164986.html