山東王村労働教養所:戴宗臻さんは迫害され、危篤状態に
(日本明慧)山東省濰坊市の法輪功修煉者・戴宗臻さんは2007年4月18日、警官らに王村労働教養所に強制連行された後に酷く迫害を受けていた。情報筋によると、戴さんは迫害に遭い、心臓病などの多種の疾病が再発し、危篤状態に陥っているという。
法輪功修煉者・戴宗臻さん(52歳女性)は、濰坊市統一戦線部に勤めており、民主党派に所属している。彼女は法輪功を修煉する前、健康状況が悪く、きわめて病弱の人であった。医師の話によると、「重度の房室ブロック(伝道系障害)に罹っている」という。つまり心臓が1回動くと、しばらく停止するという現象であった。医師は彼女にいつでも突然心臓が止まる危険があると言った。1995年、法輪功を修煉してから間もなく、以上の病気がなくなった。
1999年7月20日に法輪功が迫害された後に、戴宗臻さんの家族は修煉し続け、何度も北京に陳情して法輪功の真相を伝えに行ったが、関連部門と各級の公安警官の追跡と妨害に遭っていた。家族はしかたなく、家を離れ、不安定な生活を送っていた。2007年4月18日夜7時過ぎ、戴宗臻さんは帰宅途中、濰坊国安と公安に強制連行された。後に警官らは彼女の自宅を強制捜査し、テレビ・DVD1台・電動自動車2台・コンピューター・約8千元の現金・法輪功の書籍及び資料など物資を奪い去った。戴宗臻さんの娘の王朋さん、弟の戴宗秋さんも同じ日に警官に強制連行された。
留置場で1カ月拘禁した後で、現地の「610弁公室」の警官は戴宗臻さん、王朋さん、戴宗秋さんの3人を同時に王村労働教養所へ送った(戴宗臻さんは女所3大隊で、王朋さんは女所2大隊で、戴宗秋さんは男所で不法に拘禁された)。
半年来、戴宗臻さんの親族は5回も王村労動教養所を訪れたが、労教所は不法に身内の面会の権利を剥奪し、様々な口実で会うことを許さなかった。ある労教所警官は迫害の罪悪を隠すために、「戴宗臻は法輪功を修煉しても病気がまだよくなっていないし、持病はまた起こった。以前と同じ病気にかかっている。ご飯を買うことさえもできなくなった」といった。
戴宗臻さんの家族はこの情況を知った後、非常に心配している。彼らには戴宗臻さんが法輪功を修煉する前の健康状況がはっきりと分かっている。医師はかつて、家族に「彼女はいつでも心臓の急に止まる危険がある」と言ったのである。
2007年10月28日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/27/165335.html)
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