山東省蒙陰県:法輪功修煉者・劉暁梅さんが受けた迫害
(明慧日本)山東省蒙陰県在住の法輪功修煉者・劉暁梅さんは「真・善・忍」にしたがって良い人になるよう修煉し続けていることで、幾度となく家宅捜索に遭い、強制連行された。同じ修煉者の夫も人々に真相を伝えたため、不法に懲役9年を求刑された。この8年間、劉さん家族は合わせて、1万4千元の罰金を科せられた。
今年49歳の劉さんは法輪功の修煉を始める前、十数年の間、頚椎ヘルニアに悩まされ、神経性頭痛、リュウマチ、五十肩、鼻炎、婦人病などの病気を抱えていた。32歳のとき、頚椎ヘルニアで半身不随になり、右半身は正常に動かすことができず、座ることもままならなかった。食事もソファにもたれながらしていた。右の腕はいつも麻痺しており、手は絶えず震えていた。暑い夏でも右腕を守るウォーマーをつけていなければならなかった。病気を治すために、劉さんはあらゆる医師の元に足を運んだが、一向に好転しなかった。法輪功に病気治療の効果があると聞いた時、わらにもすがる気持ちで、煉功点にやって来た。連続して3日間の説法ビデオを見ただけで、奇跡が現れた。全ての病気は消えたのである。劉さんは初めて、無病の幸せを味わい、人に会うたびに「法輪功が私を救った。慈悲深い師父が新しい命を与えてくださった」と話していた。
劉さんを健康にした法輪功の素晴らしい力を目の当たりにした家族も、相次いで修煉を始め、「真・善・忍」をもって自らを律し、いつも相手の立場に立って物事を考えるようになった。その後、家族は今までよりも睦まじくなり、近隣との間も良い関係を保つようになった。
2000年1月、劉さんは地元の派出所に呼び出され、派出所の指導員・楊旭、警官・石鉱に髪の毛をつかまれ、顔面を強打された。2時間、警官らに取り囲まれ殴打された劉さんは、顔が腫れあがり、変形し、真っ青になった。その後、腕を背中に回されて手錠をかけられたままで、車庫に閉じ込められ、トイレに行くことも許されなかった。
数日後に派出所のグランドで地元政府の幹部と派出所の所長、各村の村長ら100人余りが集まり、法輪功修煉者に対する批判大会が開かれた。劉さんは2時間にわたり、罵声と法輪功に対する誹謗中傷を浴びせられた。ちょうどその日は朝市の日だったため、劉さんら5人の修煉者は街中を連れまわされ、精神的に大きな打撃を受けた。劉さんは最終的に、5千元を強要され、解放された。
2001年旧正月14日、地元派出所の警官は棍棒と石をもって、突然劉さん宅に押しかけ、家にあるものを全部ひっくり返して、買ったばかりのテレビとテープレコーダーを奪った。16日、劉さんの夫・劉祥義さんが外出した時、派出所に連行され、正念を持って脱出した後、家を離れた。27日に再び連行され、不法に懲役9年を求刑され、2002年7月26日に山東省の刑務所に送られ、監禁された。
劉さんは迫害を避けるために、同じ修煉者の家に身を寄せた。2001年旧暦の5月10日、警官らは突然その修煉者の自宅にやって来て、2人とも連行した。劉さんはその後、県の610弁公室に送られ、迫害を受けた。
県の610弁公室で、劉さんは他の修煉者と同じように、独房に入れられた。当時、気温が高かった上、独房は24時間鍵をかけられ、窓が板で封じ込められたため、室内は蒸し暑くて忍びがたかった。床に敷いたござ、トイレ代わりの桶、洗面用のバケツ、ご飯茶碗の他は何もなかった。修煉者は長時間、この独房に監禁され、精神的に大きな苦痛を味わった。
肉体的な迫害のほか、修煉者は師父と大法を誹謗中傷するビデオ、パンフレットを見せられ、洗脳を受けていた。さらに、師父と大法を罵るよう強要され、肉体の苦痛よりも耐え難い精神的な重圧をかけられている。劉さんはその後、千元を強要され、解放された。
2007年11月9日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/8/166166.html)
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