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郭風玉さんが広東省梅州市梅県の中共幹部警察から受けた迫害の数々

(明慧日本)2000年以来、広東省梅州市梅県の郭風玉さんは絶えまなく当県の中共党委員会、及び城東公安出張所所長の潘志鵬らの警官に連行され、不法に監禁され、労働教養、洗脳、不明な薬物の注射などの迫害を繰り返し受けていた。2006年5月で61歳になっていた郭さんはこのような繰り返される暴力に耐えられなくなり、心身共に大きなダメージを受けた。

 当初、2000年12月に郭風玉さんは政府に対して、中共の法輪功への迫害は間違っているという気持ちを表すために上京したが、途中の広州駅で警察に捕まり、そのまま80日間も不法に監禁された。その間、30数人の法輪功修煉者は無理やり建物の2階に連れこまれて、衣類などを破られ、手足に怪我をさせられた。郭さんの左手は怪我をしていた。この怪我で一年間左手が動かなくなっていた。この30数人の法輪功修煉者は三つの部屋に分けられて監禁され、部屋の大きさはわずか5〜7平米(トイレと寝室が一緒)、24時間部屋に鍵がかけられ、一日二食、水は僅かの飲み水だけで、顔や髪を洗う水と歯を磨くのに使う水がない、もちろんお風呂もない。法輪功修煉者たちが煉功を始めると悪質な警官は地面にいっぱい水をかける。修煉者たちは地面に座れなくなり、布団なども全部ぬれてしまう。寒い冬の季節はこうして、警官に7回も唐辛子が入った水をかけられ、布団もぬれてしまったので、みんな一晩座るしかない。部屋の中はとても寒いのに修煉者たちが持っている防寒服も没収された。食事の時間になっても小さいおにぎりしか与えず、野菜は何もない。この状況を改善してもらうためにみんなで6日間も断食によって抗議した。特に二人の修煉者は20日以上断食して抗議したが、無理矢理口から食事を注入された。骨と皮だけになっていた修煉者を精神科病院に入れて引き続き迫害していた。

 郭風玉さんは地元(城東)の出張所に現金6000元を没収された。3000元はその後返還されたが残り3000元は返還していない。それだけではなく、三水労働教養所に連行された時、鎮の財務課に4000元を不法に罰金された。ここ数年間、県の中共委員会によって、5か月の給料が不法に停止され、その中の三か月はわずかの生活費だけをもらった。今までに合計9000元が没収され、いまだに返して貰っていません。

 2001年3月8日、城東出張所は郭さん釈放すると言って、家族から6000元を騙し取った。脆弱な状態に落ちていた郭さんに、警官は、修煉を止めたら釈放すると脅かしたが、郭さんはその要求を断固拒否した。警官は歩くこともできない郭さんを刑務所に無理やり入れた。

 長期にわたって様々な迫害を受けていて、郭さんの体はどうしても持たなくなった。監視していた警官は彼女に薬物を注射するように責めた。仕方なく警察に責められた郭さんは、葡萄糖なら注射してもいいと警察に許してしまった。その結果、何を注射したか分からないが、郭さんの全身が震え始め、間もなく気を失ってしまった。意識を戻した郭さんは不明な薬物を注射されたのに気が付き、看護婦に注射を止めようと要求した。

 一か月間、さまざまな迫害を受けた郭さんは思想改造施設(元監禁所)に連行され、また二週間後に三水労働教養所に連行された。体が極度に弱くなった郭さんは、労働教養所の作業現場で意識を失い倒れていた。救急措置で命は助かったが、地元は彼女の釈放を認めなかった。

 労働教養所に監禁されている時、この目で次々と法輪功修煉者が強制連行され、ここに入れられているシーンを見ていた。新たに入ってくる修煉者達は煉功の形を取って座ると。暴力で両足を離される。労働教養所に用意した囚人服を着ないと食事を与えない。「転向」しなかった修煉者たちに毎日暴力を振るい、強烈に脅して転向させる。こうして繰り返して迫害されたことにより、一人の修煉者は自力で生活することができなくなった。毎日、白い布を体に被せて担架で病院に運ばれていた。それでも釈放されなかった。

 2006年5月16日の夜9時、梅県城東出張所所長の潘志鵬は3人の警官を連れて、玉水に来て郭さんを強制連行した。61歳になった女性の体に4人の警官が乗り、一人が左手を、一人が右手を、一人が上に乗って押えた。この瞬間、郭さんは意識を失っていた。気を失っていた郭さんを数メートル引きずってから二人で持ち上げて車に押し込んだ。老県交通警察センターに連れて行って思想改造施設に入れて引き続き迫害をした。

 郭さんは思想改造施設に入れられても横になるだけで、飲食ができない状態だった。それにもかかわらず、所長の胡は大声で罵り、郭さんが断食するとさらに重い罪名をつけて、ほかの刑務所に入所させてやると暴言を吐いた。中共の嘘の宣伝に騙された元修練者は、郭さんの身体が非常に危険な状態に陥ったにもかかわらず、彼女を眠らせず、中共の邪悪な宣伝を繰り返し彼女に聞かせ、強制転向工作を始めたのである。

 郭さんの右のひざは腫れて、歩けなくなった。壁をつたってやっとトイレに行けるぐらいだが、トイレに行ってもしゃがむこともできない。二週間後、身体が少し回復したが、精神的に洗脳を受けて、何度も命が危険にさらされていたが、ここの警官やと悪らつな人たちはずっと彼女を釈放としなかった。最後に彼女の家族を脅迫して、法輪功の修煉を止めるという転向を内容とした「保証書」を書かせて釈放した。

 それ以外にも、警官は国家の法律を無視して、郭さんの自宅に何の書類や証明も提示しないまま毎年3〜5回侵入して家財などを没収し、家族の日常生活を侵害している。

 2007年11月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/7/166119.html