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黒竜江省ハルビン市:法輪功修煉者・黄富軍さんが阿城留置場で迫害され死亡

(明慧日本)黒竜江省ハルビン市阿城地区の法輪功修煉者・黄富軍さんが阿城市第一留置場に不法に4カ月間監禁中、迫害されて深刻なダメージを受け、非常に瘠せ果て、危篤状態に陥っていた。2007年11月3日、親族の働きかけで保釈されたが、自宅に帰ってわずか3日後の6日、冤罪でこの世を去った。

 2007年7月24日、法輪功修煉者・黄さんともう1人の修煉者・黄鉄波さんが阿城市松峰山鎮馬店村河北屯で真相資料を配っていたところ、地元の村民に殴られ告発され、阿城市松峰山鎮の警官・王影らに連行された。

 黄さんは阿城市第一留置場に監禁され、拷問された。黄さんは不法な迫害に抗議し断食した。留置場の医師が食物を強制的に口から注入したため、呼吸困難になり、意識を失った。その後、背部が広範囲に潰瘍状態となり、体の方々にも傷があり、その上、手足も腫れ始めた。手足にかけられた手錠と足かせは皮膚に深い傷を残し、身体も深刻なダメージを受け、瘠せ細った。2007年10月31日、危篤状態に陥った黄さんを留置場の警官は阿城市の漢方医院に送り、救急措置を採ったが、依然として意識不明の状態が続いていた。

 意識不明状態の黄さんを手錠と足かせをかけたまま、病院のベッドに寝かせ、家族や親戚の目の前で、口から食物を注入続けた。

 法輪功修煉者、親戚、友人みんなが危篤状態の黄さんを見て、直ちに釈放するように強く要求したが、阿城公安、検察、法院、「610弁公室」は会議中、検討中と言いながら釈放しなかった。しかし、黄さんは危篤状態が続き、当局は最後には死亡した際の責任を負うのを恐れて釈放した。

 11月3日、自宅に戻った黄さんは依然として昏睡状態が続き、話をすることも、親戚や友人を認識することもできないままであった。口から液体を流し込むと本能的に少しは飲み込んだが、結局昏睡状態のまま二度と意識は戻らず、11月6日の夜、冤罪でこの世を去った。

 この殺人事件に直接参与した人物・王暁光、呉達、李俊成、張亜濱

 2007年11月12日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/11/11/166339.html