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山東省:威海市の法輪功修煉者・董旭さんは連行され、迫害されている

(明慧日本)2007年10月30日朝4時前後、山東省威海市乳山白沙灘鎮小灘村で、ある村人が10数人の私服警官と3台のパトカーを見た。警官達の目的は、法輪功修煉者・董旭さんの夫が外出したかどうかを監視することであった(以前、彼は警官が来たときに柴刈り用の鎌で自衛したことがある)。

 6時前後、董さんの夫が家から海に出た後、大陶家辺防哨所の警官2人と乳山の警官3人は、董さんの家のドアを突き破って押し入り、董さんを不法に連行した。その時、董さんは正念を発していたので、上着を着ず靴も履いてなかった。

 その時、西の部屋で寝ている董さんの息子は目を覚ました。彼は薄着で飛び出し、連行された母を呼んで追いかけた。警官達は村人たちがその叫び声を聞くのを恐れ、董さんの息子の首根っこを絞めつけた。董さんの息子は今も首が腫れて痛くて話せない状態である。

 董さんの夫は情報を聞いた後、家に帰って2人の警官と話をしたが、警官達はまた別の警官2人を呼んで来た(最初の警官2人は防弾チョッキを着ていたようである)。そして、4人の警官は共に董さんの夫の両手をねじった。董さんの夫は今も仕事ができない状態である。

 警官らは何の法的手続もとらずに法輪功修煉者・董さんを不法に捕らえ、殴打し、しかも不法に家財を押収し、法輪功の書籍や資料などを没収した。董さんの夫の携帯の銀行カードも没収された。

 董さんの高校生の娘は、母親が不法に連行された状況を知り、学校に通う気になれず、毎夜乳山弁公室に行っては警官と話をした。董さんの夫は董さんの釈放を要求するため、毎日弁公室に行っている。董さんの母親は元々病気で、床についたきり起きられなかったため、今まで董さんが世話をしていたが、董さんが突然いなくなり、災難が重なった80歳余りの母親は毎日泣き通しで、董さんが一日も早く帰って来て世話をしてくれるのを待っている。

 当日の朝7時過ぎ、警官は同じ村の他の法輪功修煉者2人を連行した。2人は当日釈放されたが、董さんは未だに留置場に拘禁されている。

 2007年11月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/14/166522.html