日本明慧
■印刷版   

河北省ライ水県:法輪功修煉者が迫害されている状況

(明慧日本)

 石亭鎮北龍泉の閻和泉さんが11年の判決を言い渡された

 閻和泉さん(45歳男性)は、河北省ライ水県石亭鎮北龍泉の出身で、機械金型の技師である。経済的に豊かであり、家族と幸福な家庭生活を送っていた。しかし、閻さんは法輪功の「真・善・忍」を信じ、良い人になるよう修煉しているという理由で、2002年8月27日夜11時、易県公安局の局長・張建華をはじめとする一団の警官らに強制連行され、不法に易県留置場に拘禁された。家族が閻さんと面会するために留置場に行った時、乗っていたオートバイが「犯罪行為の為の道具」だと警官らに誣告され、没収された。オートバイは、「銭江」125で、価格は6300元(10万円相当)である。

 閻さんは、易県留置場で残虐な拷問により自白を強要され、手錠や「トラの椅子」などをかけられ、さんざん虐待された。2002年秋、易県裁判所に11年の不法な判決を言い渡された。現在、保定第一刑務所の第六監区に拘禁されている。拘禁中、閻さんの妻・張麗華さんは毎年鎮派出所や公安局、「610弁公室」に私生活を侵害され、安定した生活ができない状態に陥っている。17歳の長女は生活が困難なため、中途退学を余儀なくされ、仕事を見つけて家計を助けている。次女は中学生である。

 王村郷祖各庄村の石文水さんが9年の不法な判決を言い渡された

 石文水さん(44歳男性)は、河北省ライ水県王村郷祖各庄村の出身である。かつて84859部隊に従って老山戦場で戦い、二等の戦功を得た。退役後、北京鉄道支局石楼車両区点検所で働いていた。点検所で何度も「優秀従業員」、「有能な技師」、「労働模範」と評価された。2001年9月11日、法輪大法を修煉していたため、保定特別捜査本部に職場から強制連行され、易県留置場に拘禁された。留置場では手錠や足かせ、「トラの椅子」などの拷問を受けた。石さんは易県裁判所に9年の不法な判決を言い渡された。

 易県留置場の馬隊長が警官らを連れて、石さんの家を不法に捜査し、1万元(15万円相当)近くの家財や家電製品などを略奪した。石楼車両区点検所は強制的に石さんを退職させた。収入が断たれ、息子はまだ16歳で、中途退学を余儀なくされた。現在パートなどで自らの生活を支えている。家庭主婦だった妻も、現在はパートなどを通じて70歳の義母を扶養し、困難な家計を維持している。

 2007年11月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/16/166689.html