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上海、江蘇省:宋衛カクさん一家の受けた残酷な迫害

(明慧日本)上海の法輪功修煉者・宋衛カクさん、朱範莉さん夫婦と彼らの娘は11月8日の夜、虹口支局提ラン橋派出所の警官に強制連行された。現在、宋さんの娘はすでに帰宅しているが、宋さん夫婦は依然として不法に拘禁されている。

 8年にわたる法輪功への迫害の中、宋衛カクさんと妹の宋衛ケンさんは何度も警官に連行され、不法に判決を言い渡され、残酷な拷問を受けて、迫害された。

 宋衛カクさんはかつて3年半の刑を不法に言い渡された

 宋衛カクさん(50歳女性)は2001年に不法に3年半の刑を言い渡された。普陀留置場で彼女は何回も断食で抗議した。2001年には不法に上海女子刑務所に拘禁された。宋衛カクさんは刑務所で警官に協力せず、1カ月あまり禁足された。

 宋衛カクさんはもっぱら法輪功修煉者を迫害する中隊に拘禁されて厳しく管理されていた。長期にわたり虐待され、休みと睡眠の時間が足りず、身体に重大な障害を起こした。全面的に封鎖された環境の中で洗脳され、強制的に偽りの情報を注ぎ込まれたため、2002年に騙されて、まちがって誘導され、自分に罪があると認めた。その後、しばらく経たないうちに我に帰り、自分に罪がないことを厳正に声明した。すると、五大隊の警官はさらに残酷に迫害し、睡眠を与えず、刑を延期すると脅した。宋衛カクさんは長期にわたる虐待の下で、心身ともに極めて大きく傷つけられ、身体はますます悪くなった。しかし、警官は迫害の手をゆるめなかった。毎日彼女に大きな鉄桶で水を運ばせ、トイレの掃除をさせた。彼女は釈放されたとき、道も覚えていなかった。長い時間の精神の回復を経て、やっと少しずつ正常な生活を始めることができた。

 宋衛カクさんが拘禁されていた3年半の間、彼女の夫の朱範莉さんは1人で娘の面倒を看ていた。娘がママを恋しがる時、ママはもうすぐ戻ってくると慰めるしかなかった。彼らの娘はこのようにママのいない情況下で成長した。現在、彼らの娘はひとり家にいながら、両親が家に帰るのを待っている。同時に法輪功修煉者に対する迫害が一日も早く終わり、修煉者の家庭が再び温かで幸せな家庭に戻ることを待ち望んでいる。

 宋衛ケンさんは不法に10年半の重刑を言い渡された

 宋衛カクさんの妹の宋衛ケンさんは江蘇省南通市の法輪功修煉者である。彼女は南通市のある病院の医師であったが、あとで南通市衛星学校に転勤して教師になった。彼女は不法に10年半の重刑を言い渡されて、南京女子刑務所に監禁されている。

 1999年7.20以降、宋衛ケンさんは北京へ行き法輪功の真相を伝えたが、不法に監禁されてしまった。2000年、宋衛ケンさんは再び逮捕され、不法に労働教養1年半に処され、句東女子労働教養所に送られて迫害された。2001年、宋衛ケンさんは趙玉蘭、鄭キ慧をはじめとする、7、8人の警官に後ろから手錠をかけられて床に置かれ、警官は彼女を電撃しながら供述を記録した。話さないと口を電撃した。警官は彼女が痛みに耐えられず叫ぶことを防ぐために、汚い衣服で彼女の口を封じた。2001年の年末、労働教養期間が満期になったが、610弁公室はなんと彼女を直接南通市狼山の思想改造施設に連行し、数カ月にわたる強制的な洗脳を行なった。

 2002年、宋衛ケンさんは真相資料を配るとき、3度目に連行され、南通市留置場に拘禁された。彼女は正念を持って脱出後、不幸にも再び密告された。警官は彼女を吊るし上げて殴った。8日間も続けて拷問した結果、彼女は足指の骨が殴られて折れてしまった。更に下品な行為は、彼女を床にむりやり倒したあと、生理に使われた血だらけの紙をむりやり彼女の口に詰め込むことだった。

 宋衛ケンさんは法廷で正々堂々と自己のために弁護したが、不法に5年半の刑を言い渡された。しかし、彼女は「態度が良くない」ということで、その後、改めて偽りの資料を作成して、10年半の重刑に変えた。

 2005年の後半に、安全局はまた不法に宋衛ケンさんを調査し、刑を延長すると脅した。宋衛ケンさんは長時間の労役と絶えまない精神的な迫害の下で、体が極めて衰弱したが、休みと治療を与えられなかった。

 宋衛ケンさんは南京女子刑務所に不法に監禁されている。警官は家族との面会を許可せず、彼女に正常な食事も与えなかったため、彼女の体に異常が発生した。しかし治療をしてもらえず、現在全身が浮腫む現象が現れている。しかしこのような情況下でも、彼女は毎日十数時間の労働を強要されている。

 現在、依然として法輪功修煉者に対する迫害に参加している人に警告する。あなたたちは目覚めなければならない。江沢民は迫害を開始した当時、3カ月で法輪功を消滅しようとして、手中の権力を利用して虚勢を張り、人々を惑わせた。すべての法律機関は江沢民に利用され、法輪功との闘争を最後まですると宣言した。しかし8年が過ぎ去った現在、どうなっているだろう。世界は江沢民のために存在するのではなく、世界も永遠に暗黒に覆われることなく、黒い雲も永遠に光芒を四方に放つ太陽を覆い隠すことはありえない。

 現実はあなたたちにはっきりと教えている。一体だれが誰に対して闘争し、倒したかを。歴代王朝のどの時代においても邪悪が正義と善良に打ち勝ったことがあるかどうかみてほしい。あなた達が法輪功修煉者を迫害する中で犯した、人に見せられないすべての犯罪行為はすべて暴かれ、収集されている。その時になればあなた達の同僚もあなた達のことを供述し、それからの日々は、あなた達は法律の裁きを待つしかない。

 2007年11月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/16/166668.html