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北京工業大学の教師庄エン紅さんが六回目強制連行され、再び労教所で監禁される(写真) (明慧日本)2007年9月11日、北京工業大学の教師をしている法輪功修煉者の庄エン紅さん(48歳女性)は、6度目の強制連行をされ、豊台区留置場で不法に監禁された。
庄エン紅さんは北京大学哲学部を卒業後、中国人民大学で大学院修士の倫理学を専攻し修士号を取得後、北京工業大学人文社会学院に就職し教員になった。1994年3月から現在まで法輪功を修煉している。しかし、1999年7.20後、法輪功の修煉を続けたため、数回にわたり中共の警察に連行され迫害を受けている。 庄エン紅さんは生まれながら片側の腎臓がない。幼い頃から体が弱く様々な病気に罹っていた。特に偏頭痛は痛みが来るとなかなか治まらず、鎮痛薬を飲まないと我慢できなかった。北京工業大学に就職した頃も虚弱で、教育プログラム通りに実行できず、研究もままならなかった。しかし、法輪功を修煉し始めて以来、庄エン紅さんはまるで生まれ変わったように、計画通りに教育プログラムを完成した上、多くの研究プロジェクトにも参加できるようになった。 今回も北京の公安局は卑劣な手段を採った。9月11日朝8時ごろ、公安の警察は北京工業大学の教員住宅ビルに侵入した。工作をして、朝陽区51号ビルの管理会社に命令し庄エン紅さんの部屋の電源を切った。そのようにすれば、庄エン紅さんは管理会社に電源のことを訪ねに来ると知って仕掛けた罠である。陰謀通り庄エン紅さんを強制連行して不法に家宅捜査を行った。2日後に再び不法な家宅捜査を繰り返していた。 2001年12月27日、追い詰められ庄エン紅さんが路頭に迷っていたところを昌平公安支局に連行され、昌平留置場に監禁された。その間、何回も虐待を受けた。庄さんは絶食をし、迫害に抗議したが強制的に口から食事を注入され、警察に殴打され倒れた後も、数人に手足を引っ張られ、おなかを踏みにじられ、頭と顔を蹴られた。鼻から体内へ食事を注入されて呼吸困難になり、気管感染し血と液体を吐いた。 2001年1月、庄さんは北京公安局に移送され、悪質な「法制トレーニングセンター」に入れられ、強制的洗脳を昼夜なく、攻撃、罵り、洗脳、精神的虐待を受けた。体罰も加えられ、20数日間毎日朝1-2時間しか眠らせなかった。 2002年から、さらに庄さんを「法制トレーニングセンター」の狭い独房に半年も監禁した。この独房の広さはわずか1.5メートルである。独房の前後はすべて密室になっており、鉄の門で閉じられている。独房は生きている人が住む場所ではない。真夏の室内の温度は40度を超えた。時に動悸が激しくなり、呼吸困難に堕ちた。そのとき、庄さんは警備員に少し窓を開けるように要求しても「上級(上司)の命令でダメだ。我慢しなさい、だめなら医者を呼んで注射してやる」と返答された。最後に命の危険を感じた警備員は毎日窓を少し開けるようになった。 「法制トレーニングセンター」の条件は刑務所や留置場よりも遥かに過酷であり、洗面とトイレはすべてこの独房の中で済ませた。何でも警備員に「報告」し許可をもらわないとならない。ほかの時間は狭い板の上に座らせる。少しでも間違えたら拷問を受ける。庄さんは外部から完全に孤立していた。室外の人に声を掛けてはいけない、手紙を書いてはいけない、家族に伝言をしてはいけない。家族はこうして半年間彼女の状況を全然知らないまま、心身ともに大きなダメージを受けていた。 半年間不法な監禁・虐待を受けて庄さんの体は極度に衰弱した。釈放された後、庄さんの腎臓の機能、胃腸の機能は極度に衰え、毎日少しの水と食料しか食べられなかった。健康診断で血圧、血糖値はすべて異常だった。頭の反応も鈍くなり、記憶力も衰え、コミュニケーション能力もほとんど失っていた。言葉さえうまく出せず、心身共に大きな被害を受けていた。数ヶ月、修煉してやっと元の状態まで回復した。 現在、庄エン紅さんは2年の不法な判決を受けて北京女子労教所に監禁されている。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 2007年11月20日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/19/166811.html) |
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