■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/11/22/mh231662.html 



小学校教科書の「天安門偽焼身自殺事件」から思いついた(一)(写真)

(明慧日本)新学期が始まって日がまだ浅い2007年9月に、小学6年生の甥は学校から帰ってきて、怖くてたまらない様子で、すぐお婆ちゃんに法輪功をやめさせるようにと彼の母に頼んだ。大人たちは皆その話のわけが分からなかった。詳しく聞くと、子供の教科書にもっぱら一課が設けられ、法輪功を中傷する内容が加わった。生徒はよく先生の話を聞くので、先生から法輪功を中傷する内容を聞いて、怖くなったという。家に戻り、「ほら、お婆ちゃんは煉功して体が良くなったじゃないの。『真・善・忍』を信じることは悪いことではないでしょ」という母の説明を聞いてしばらくすると、子供はやっと落ち着くようになった。

 小学校教科書での「天安門偽焼身自殺事件」

 家族は電話でこのことを私に言い出した。私が子供の教科書を調べてもらったところ、最新改訂のいわゆる「義務教育課程標準実験教科書」の『品徳と社会』(6年生、上)の第一単元の最後の項目が、「天安門偽焼身自殺事件」に関する内容である。

 実際、私は前々から、中共政権が小学校の教科書に法輪功を誹謗中傷する内容を差し込んだことを知っていた。 それは、2003年11月に第3次印刷された、いわゆる「9年義務教育6年制小学校教科書」の『思想品徳』(第10冊)では、第6課が「焼身自殺」のデマを押し売りする文章だった。しかし、二つのバージョンの内容は少し異なっている。旧版は新聞報道の色が強いのに対して、新版の内容は子供の心理を巧みに利用し、童話の形を以って、子供と母親の感情を利用することにより、法輪功への恨みを撒き散らしているため、より扇動的かつ欺瞞的な効果がある。

 私は、ずっと中共政権が、物心つかない子供達を見逃さずに、いつも種々の機会を利用し、子供に恨みを注いでいることがわかっていた。この子供が自分の肉親である時、中共政権の無頼の本質を格別に強く感じることができる。

 江氏集団によりでっち上げられた数え切れないデマの中で、「天安門偽焼身自殺事件」は中国の民衆をもっとも深く毒害したデマであった。しかし、実際はすべてデマとトリックの中で、でっち上げの証拠とぼろが明らかであり、十分に偽造したものだと分かる。中共政権の中央テレビ局のビデオのスローモーションから、当事者の劉春玲が、火事現場で警官に殴られて死亡したことが、明らかに示されている。それから、ビデオでの「王進東」の座禅の姿勢や、人が黒こげ焼かれたものの、組んだ脚の間に置いた、ガソリンがいっぱい入っているペットボトルは、却って無事だったこと、厳重な火傷を負っている「劉思頴」は、医学の常識に背いて、全身を包帯で幾重にも包まれていた。彼女の死亡も、謎めいたものだ。病院でずっと「状況が良好だ」と伝えられた時、いきなり「突然死」が報じられた。これらのぼろは、いずれも「天安門偽焼身自殺事件」が江氏集団により法輪功を誹謗中傷するために企んだ陰険悪辣な陰謀に過ぎないことを証明した。

 しかし、広く国際社会に暴露され、ぼろばかりであるこの大きな陰謀が、かえって中国では何年も連続して小学校のテキストに編入されてしまい、子供に対する道徳教育の内容として、神を信じることが迷信と愚昧であると信じることが強要され、それによって強制的に無神論という価値観を樹立させようとしている。

 (続く)

 付録一:天安門偽焼身自殺事件

中央テレビ局による「天安門偽焼身自殺事件」の画像をゆっくり再生すれば、劉春玲が警察に不明の物で殴られて死亡したことが証明される。「天安門偽焼身自殺事件」は、中共政権が企んだ陰謀である。(赤い丸の中は劉を殴った重そうな物体である
中央テレビ局による「天安門偽焼身自殺事件」の画像をゆっくり再生すれば、劉春玲が警察に不明の物で殴られて死亡したことが証明される。「天安門偽焼身自殺事件」は、中共政権が企んだ陰謀である。(赤い丸の中は劉を殴った重そうな物体である

「天安門偽焼身自殺事件」での王進東
王進東の両足間に挟まされている、ガソリンの入っているペットボトルは、なんとまったく燃えていなかった

「王進東」の三つの写真を比べてみると、偽事件だと証明された

医学の常識では、火傷を負った患者は空気に当てることと、感染を防ぐために看護士には必ず衛生服とマスクの着用が要求されている。

厳重な火傷を負っている「劉思頴」は、医学の常識に背き、全身が包帯で幾重にも包まれていた
大胆にも中央テレビ局のアナウンサーは、なんと普段着で、マスクもつけずに「取材」の場面を演じた

 2007年11月22日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/9/13/162592.html

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