欧州議会:中国大陸で迫害されている法輪功修煉者を中国人権公聴会へ招待 文/欧州法輪功修煉者
(明慧日本)北京オリンピックを前にして継続している中共による人権迫害に対して、欧州議会人権委員会支部は2007年11月26日、欧州議会で中国人権公聴会を行なうことにした。
大陸で迫害を受けている法輪功修煉者・曹東さん、牛進平さん、および牛進平さんの妻・張連英さんは、議会から正式に公聴会へ招待された。牛進平さんは曹東さんと共に2006年5月21日、北京で欧州議会副主席のエドワード・マクミラン−スコット氏と会い、自分や妻、自分の周辺のよく知っている法輪功修煉者が遭遇した残酷な迫害を述べた。それにより、曹東さん、牛進平さん、張連英さんはずっと中共に脅かされ、報復されている。面会2時間後、曹東さんは中共に強制連行され、かつ「不法な取材を受け入れた」との理由で告発された。不法に5年の刑を言い渡され、天水第三刑務所に秘密裏に拘禁された。張連英さんは何回もひどく殴られ、吊るし上げられ、睡眠を与えられず、かつ数々の精神的な迫害を受けた。張さんは2007年3月20日、北京女子労働教養所で首をきつく締められ、頭部をいきなり強く殴られ、頭蓋内部の両側に大出血を起こし、危篤状態に陥った。しかし労働教養所側は依然として張さんと外界との一切の連絡を断絶しようと企み、しかも張さんの親族からは、何回も面会要求があったがそれを全て拒否した。
そのほかに、法輪功修煉者のために弁護した人権擁護弁護士・高智晟氏と李和平氏、およびその他の人権擁護活動家らも公聴会へ招待された。中国の有名な人権弁護士・高智晟氏は法輪功修煉者が受けた迫害情況について調査し、公表したため、中共の警官、スパイに長い間生活を掻き乱された。2007年9月20日、高弁護士は米国国会への公開状を発表し、中国の人権に対する迫害の現状に注目するよう呼びかけた。手紙の中では、法輪功修煉者が迫害を受けた事実と中共がオリンピックを利用して、人権を踏みにじっていることについて述べた。2日後、高弁護士は警官に秘密裏に連れ去られ、いまだに行方不明である。
EUはずっと法輪功修煉者が受けている迫害に注目していた。これまで中共代表との何回かの会談の中で、信仰の自由はいつも取り上げられ、特に法輪功修煉者が受けた迫害は尚更だった。EUは同じく機会ある毎に、中共に迫害を停止するよう要求した。特に上述の数件の事例を取り上げた。欧州議会は2006年9月7日に開かれた欧中首脳会議の前に、決議を通過して、中共が法輪功を迫害していることを強く非難した。欧州議会副主席のエドワード・マクミラン−スコット氏はずっと、絶えず上述の3人の法輪功修煉者や高弁護士を救援するために、何回もEU首脳にEUが適切な行動を取るよう要求していた。彼は2007年9月26日、欧州議会で中共人民代表大会の代表団と会見した際、はっきりと法輪功修煉者の曹東さん、張連英さん、高弁護士の受けた迫害は絶対受け入れられないことであり、彼らが自由を得るまで、自分は引き続き圧力を掛ける、と表明した。
今回中国大陸で迫害を受けている法輪功修煉者を正式に招いたことは、欧州議会の法輪功修煉者の中国大陸で受けている人権迫害に非常に注目していることを示し、なお彼らに対する敬意と支持を表明している。
今回の中国人権公聴会はちょうど11月28日に開かれる欧中首脳会議の前に行なわれ、欧州議会が首脳会議のために用意したものでもある。
2007年11月27日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/26/167226.html)
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