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河南省周口市裁判所、年配の法輪功修煉者に対して不法に開廷

(明慧日本)河南省周口市市委員会の毛超峰書記の命令の下、河南省周口市政治法律委員会と、「610弁公室」は、川匯区の警察や、監察院、裁判所等に何度もプレシャーをかけ、法輪功修煉者・任学英さんと李春梅さんに対して懲役刑を判決するように促した。11月20日、川匯区監察院は正式に11月30日以降に開廷する通知書を任学英さん、李春梅さんの家族に渡した(配達者は監察員の田ティ、書記の張志鵬)。

 中国共産党による迫害が開始されて以来、60歳を超えた李春梅さん、任学英さんは何度も不法な迫害に遭った。2007年8月24日の午後、彼女たちは各自の家で警察に連行され、家財も押収された。

 任学英さん(59歳女性)は、周口市体育専門学校の定年退職した高級講師。(勤務時毎年「優秀教師」に選ばれた。夫と娘は周口市師範短期大学に勤める)彼女はかつて2回陳情に上京して、法輪功の真相を伝えた。2回目の時に逮捕され不法に労働教養1年9カ月を強いられた。

 李春梅さん(59歳女性)は、定年退職以前は周口師範短大総務部職員だった。彼女は脳血管奇形の病気のため、1年の期間中少なくとも300日間を病棟で過ごし、顔が怖いほど腫れて、神経がぼうっとしていた。階段も登れずいつも長男に背負ってもらった。1996年、彼女は法輪功を修煉し始めて、1カ月後万病が消え、自分が住む5階までよく自転車を担いで登った。毎年、勤め先は数万元の医療費を節約できた。その夫・師学増さんは全力で彼女の修煉を支えた。

 1999年10月、李春梅さんは上京して陳情したために、不法に連行されて留置場に拘禁された。彼女は、留置場で重さ19キロにも及ぶ足枷をはめられ、同時に死刑囚だけに使用する特製の「ベスト」を着せられた。2000年9月末、李春梅さんは真相を伝えるために再度上京して、3年の労働教養を判決された。労働教養所に入所して1カ月後、彼女は脳血管の病状が再発したため釈放された。

 周口師範短大は4年制大学に昇格するための審査に臨んで、李春梅さんの家族に対してかなりのプレッシャーを加えた。夫・師学増さんは精神的に崩れて、修煉後の李春梅さんの重病が治り一家が苦境から救われた事実を全部忘れて、絶えず彼女を罵って殴った。何度も夜中に彼女の寝室の扉を蹴り開けて、彼女を殴ったり蹴ったりした。

 任学英さん、李春梅さんが今回迫害されたのは、周口市市委員会の毛超峰書記と、直接関係がある。毛は自ら彼女ら2人を「厳しく判決せよ」という命令を出した。それから周口市沙南公安支局がリードして川匯区「610弁公室」、鉄路派出所、南郊派出所、周口市体育専門学校の役人を集めて、李春梅さん、任学英さんを連行して、家財を押収した。彼らが李春梅さんの家の中に突入した際、李春梅さんは、法輪功を修煉して以来一度も再発していなかった癲癇病が即座に再発し、床に倒れて口からは白い泡を吐き、人事不省になった。彼らの監視の下、病院で手当を受け、その後周口市留置場に入れられた。李春梅さんは獄中で何度も病状が現れたため、救急手当てを施され、9月12日の午後、彼女は「家での監視居住」と宣告されて釈放された。任学英さんは、今なお西華留置場に不法に拘禁されている。

 任学英さんと李春梅さんの迫害に関わった加害者らの電話番号などは省略

 (注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照

 2007年12月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/30/167406.html