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吉林省:父と兄が迫害され死亡、張玉蘭さんも再び強制連行される(写真)

(明慧日本)2007年11月28日午前11時ごろ、吉林省白山市江源区の国保大隊隊長・孫景輝は8〜9人の警官らを率いて、法輪功修煉者・張玉蘭さんの自宅に押し入り、張玉蘭さんを強制連行し、同時に不法に家宅捜査を強制し、家財などを没収した。『転法輪』の書籍と明慧週刊も没収した。警察らはまた前回の家宅捜査で没収した一万元の貯金通帳も返さないと言った(この一万元は実は張さんの子供たちが仕送りした貴重な生活費である)。張さんは現在どこへ連行されたのかは不明なままである。

法輪功修煉者の張玉蘭さん

 張玉蘭さんの父である張全福さんは2003年1月8日、長春市朝陽溝労働教養所で迫害されて死亡した。享年65歳であった。張全福さんと息子の張啓発さんは2000年2月に上京し、法輪功の真相を訴えたことによって、それぞれ一年半と二年の不法な労働教養を受け、白山市労働教養所に入れられ、迫害されていた。張全福さんは殺される日の前日も警官・李忠波の暴行を受けていた。李は張全福さんに手錠をかけて金属製のベットに縛り、立つことも座ることもできないように苦しめた。

 張玉蘭さんは2000年三年間の労働教養の判決を受けた。長春市女子労働教養所に奴隷扱いされ、毎日過酷な労働を強要されていた。夜中まで働かせ、その後スタンガンの攻撃や体罰、ほかの犯人に包囲され暴行された。母の焦永芝さんも2000年に一年間労働教養を受ける不法な判決を受け、同じく長春市女子労働教養所に奴隷扱いされた。

 2007年6月8日午前、江源県公安局は張玉蘭さんと彼女の母の焦永芝さんを強制連行し、家宅捜査を強制した。法輪功の真相資料とパソコン、プリンタ、そのほかの消耗品及び1万元の貯金通帳も没収していた。張玉蘭さんは6月8日に連行された後、ずっと断食によって強制連行に抗議していた。その後、張玉蘭さんと母は病気のために保証人を立てて保釈された。

 帰宅後、二人は国安と「610弁公室」に没収された1万元を返済するように要求した。それを受けて、警察はお金を返すどころか逆に張玉蘭さんを再び強制連行した。現在、自宅には68歳の母が一人残されていて面倒を見る人もおらず、生活費も没収されたままである。

 2007年12月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/2/167597.html