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元大学院生は迫害されて心神喪失、両親は悲しむ

(明慧日本)武漢市黄陂縣の大連理工大学博士課程在学中の法輪功修煉者・黄紅啓さんは、2006年旧正月頃に広州鉄道公安処に連行され、不法に労働教養2を判決され、現在、広州市第2労働教養所で心神喪失になるまで迫害された。

 関係者は犯した罪を非難されるのが恐くて責任を逃れるため、黄さんを2カ月早めに釈放した。10月29日、黄陂区前川街総合管理事務室のリーダー・彭定春など4人が広州市花都区赤泥鎮にある第2労働教養所から黄さんを黄陂縣に連れ帰り、当夜11時ごろに黄さんの家族に預けた。

 黄紅啓さんは心身ともに極度のダメージを受けて、毎日警察に連行されることを恐れわけもなく激怒して、扉、窓、家具を叩き、植木鉢や茶碗を外に投げ出し、携帯電話、テレビのリモコンも叩いて壊した。家族は彼に接近することも恐れている。この様子を見て、重病にかかっている母親は食事も睡眠も安らかにできず、1日中悲しげな顔をして、息子のこれからの人生を心配している。

 黄紅啓さん(37歳男性)は、1999年7・20に中国共産党が法輪功を迫害し始めた際は、ちょうど彼は大連理工大学の博士論文を書く最後の時期だった。彼は「真・善・忍」を堅く信仰するため、中国共産党(以下は「中共」と略称する)に何度も残酷に迫害され、2回不法に労働教養を下され、1回不法に拘禁された。1999年12月、大連労働教養所に拘禁され、大連理工大学は不法に彼の学籍を取り消した。2003年7月、黄さんは再び国安局の役人に連行され、彼らのスパイになるように脅迫されたが黄さんは断固断った。その後、彼は巨大な迫害を受け、とうとう心神喪失に至った。

 中共邪党が作った現世地獄の中に、黄さんは計5年間入れられて、数え切れない残虐な拷問を受けた。頭に釘を打たれ、耳を殴られて聴覚を失い、鼻にパイプを通され強行に食物を胃に入れられたため鼻が障害になった。「虎椅子」(刑具の一種)に座らされ、革製のむちでひっぱたかれ、スタンガンで性器を電撃されるなど。武漢市国安局が彼を連行した時、非常に邪悪な恐怖の手法を使った。彼の両目を黒い布で覆って場所を転々として拘禁し恐喝した。広州にいた時、数人の警察は彼の頭を床に押えつけて、ひざまづいた状態の彼の腰部を蹴るなどの各種の残虐な拷問をした。

 彼女に会うために黄さんは2006年旧正月の元日に南方に行って、翌日に広州駅で再度連行された。不法に拘禁された期間に黄さんの両親が2回見舞いに行ったが2回とも役人に拒まれて、持っていた衣服と生活用品も渡してくれなかった。何カ月かの後、役人は電話で両親に黄さんが労働教養2年を下されたことを知らせた。両親が関連書類の交付を求めると、彼らはすでに黄陂縣公安局に郵送したと言った。しかし、黄陂縣公安局は受け取っていないという。2007年4月頃両親が息子に会った時、息子はすでに再び心神喪失になるまで迫害されていた。

 2007年12月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/30/167419.html