安逸をむさぼる心を持ってはならない
(明慧日本)最近、私は深夜零時の全世界同時の発正念のとき、いつも眠くて、発正念がまだ終わらないうちに寝てしまいます。目が覚めると、いつも大体零時半頃です。深夜零時の発正念だけでなく、朝の煉功も続けることが出来ていません。いつも、こんな夜更けまで起きていたら朝3時半に起きられないのではないか、睡眠時間が4時間足らずでどうするのだろう、と不安に思い、また日中に少し寝て睡眠を補おうなどと常人の考えが出てきたりします。何ヶ月もずっと、零時の発正念をしなかったり、朝の煉功ができなかったり、酷いときは両方ともできない状態でした。
今日も、朝の煉功時間の目覚まし時計が鳴っている音が聞こえたにもかかわらず、また4時半まで寝過ごしてしまいました。そのときぼんやりと見た夢の中で、私は師父と一緒に山の頂きにいました。少し経ってから、私は山を降り始めました。道がなかったので、私は這って山を降りました。平地に着くと、私が名門中学校に合格したことを知らされました。私は非常に喜びました。そして、私は身体検査を受けることになりました。ある医者(間違いなく悪いもの)は、無理やり私を椅子に座らせ、私の体のあちこちを触りました。検査の結果は、両目の視力が悪く、もうじき失明するというものでした。私は驚いて泣き出してしまいました。師父は、その様子を遠くから見てくださっていました。目覚めると、私は汗びっしょりでした。慌てて煉功しました。
この夢は「あなたは修煉に精進しているが、朝の煉功が足りないために強大な功力で功能を強めることができず、法を正すこの時期に、邪悪を解体し衆生を済度するための力を最大限に発揮できていない」ということを、師父が私に悟らせて下さっているものだと分かりました。
師父は《転法輪》の中で「法輪大法は性命双修の功法であり、動作によって煉ります。動作は、功能を加持する一面がありますが、加持とは何でしょうか?あなたの強大な功力であなたの功能を強め、次第に功能を強めることです。他にも、あなたの身体の中に多くの生命体を演化させる一面があります。高層の修煉では、道家は元嬰出世を言うようになり、佛家は金剛不壊の体を言うようになりますが、さらに、多くの術類のものも演化することになります」と書かれています。強大な功力がなければ、どの次元にいても、試験で進学クラスに入れたとしても役には立ちません。
明慧ネットは発正念を重視する小冊子を発表し、発正念の重要性を強調しました。私は修煉の過程で発正念を比較的重視していましたが、深夜零時の発正念は重視せず、自分を誤魔化すための言い訳を探し、やったりやらなかったりでした。邪悪な旧勢力は、修煉者の人の観念、人の心と執着を利用し、師父が法を正されることに対して妨害と破壊を行っています。さらに、全ての大法弟子が最大限に力を発揮できないようにし、法を実証することや衆生済度のための三つのことが十分出来ないようにしています。まず、旧勢力を否定し、取り除き、また内に向かって探し、邪悪に付け入れられた原因が何なのかを考える必要があります。
実は、私の安逸の心はずっと取り除かれていません。以前より少なくなったものの依然として残っており、各方面で現れています。私は、家庭を重視し、利便のために家具と生活用品を色々と取り揃えています。特に自分用の大きなベッドは居心地が良く大変お気に入りです。家は、私にとって重要な港のようなものです。外出中、家のことを考えると落ち着いた気分になり、それでなんだか帰りたくなったりします。大好きな場所での、のんびりした生活に私は夢中でした。修煉でも、同じく平穏が大好きなので、ちょっとした妨害にイライラします。たとえ修煉者間のことでも、自分のスケジュールが影響を受けると非常に不愉快になります。このときの私は、完全に自分のことだけを考え、自分の生活規律が乱れることを嫌っています。このときは、大法全体のことを考え、大法の要求に従って史前に誓った衆生済度の大願をさらによく成就させることなど、全く頭にありません。このことは、常人の仕事の中でも現れています。たとえば、厄介ごとを恐れて学生の不良行為を見て見ぬふりをし、彼らを放っておいたりします。どうしてこれが正しい行いといえるでしょうか?未来の大覚者として世の正義を守らず、正しい理を伝えられず、人の行いが規範に適うものであるよう助けようともせず、どの口が宇宙の真理を維護するなどと言えるのでしょうか!
安逸の心は「私」が源となっています。衆生の生死や未来など気にかけず、自我を維護しています。ひょっとしたら言いすぎかもしれませんが、私の安逸をむさぼる心は、単に余計な手間をかけずに快適な暮らしを享受したいというだけでなく、実は、自分のため私のためという、旧宇宙における私の根本的な特性なのかもしれません。未来の新宇宙の特性は利他的なものです。どうして、このような汚い心を許容できるのでしょうか?宇宙の歴史の中で、旧勢力は各層に大法弟子を壊す生命と要素を按配しました。これらの邪悪な生命と要素をはっきりと認識し、全面的に否定し、宇宙の歴史の中での旧勢力の按排を承認せず、師父の要求に従って行えば、きっと師父が按配してくださった修煉の道を正しく、よりよく歩めると思います。
以上は修煉の中で悟ったことです。次元の限りがあるので、同修には慈悲なるご叱正をお願いします。
2007年12月3日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/11/19/166821.html)
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