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遼寧省:凌源公安・検察院・裁判所が結託して密かに9人の法輪功修煉者を不法に判決

(明慧日本)2007年11月27日、遼寧省凌源市の党委員会の支配の下、公安・検察院・裁判所が結託して、法律を施行する機関が自ら違反し、9人の法輪功修煉者・韓風珍さん、張桂菊さん、馬岩華さん、李景芳さん、李占広さん、劉金成さん、郭風賢さん、董桂芹さんと王学軍さんを密かに審理し、不法に判決を下した。

 凌源市の法輪功修煉者・李景芳さん、李占広さん、馬岩華さん、董桂芹さんと張桂菊さん、そして凌源市北炉郷:法輪功修煉者・郭風賢さん、王学軍さんは2007年8月1日、北炉郷で修煉交流会に参加していたところを警察に連行された。当時、一緒に連行された胡艶栄さんは、すでに迫害を受けて死亡したが、いまだに凌源市公安当局は責任を回避している。凌源市万元店の法輪功修煉者・劉金成さんは、2007年8月10日に強制連行された。連行された理由は、「他人に衛星受信アンテナを設置した罪」と言うのだ。董桂芹さんは小学校教員であり、過去、悪名高い馬三家労働教養所で過酷な迫害を受け、精神病になり、保釈されてしばらくしてから、徐々に通常の生活に戻ることができた。凌源市の裁判所は起訴もなく、審議もなく、親族への通知もないまま密かに判決を下した。家族には傍聴を拒否していたが、共産党内部の公安・検察院・裁判所、及び教育機関の人には入場券を配っていた。判決の当日、すでに受刑者用の服を着ることを強制し、男性は強制的に髪の毛を全部剃っていたという。当時、凌源市の裁判所周辺を厳重に警備しており、法輪功修煉者の親戚が、他の人に頼んで入場券を取りに中に入ったが、結局追い出されたという。郭風賢さんの母親(80歳過ぎ)は、娘を一目でも見たかったが追い出された。他の修煉者の家族も工作員によって監視されていた。

 胡艶栄さんを殺した凌源市の公安・検察院・裁判所は、胡さんの家族を脅迫し、彼女の遺体を早々と火葬させた。そのため、裁判当日にこのような警備体制を取ったのである。

 不法な判決の立場に立たされた修煉者たちは、弁護士を雇ったが、全員法廷に来なかった。李景芳さんの弁護士は、司法局に脅迫され、「もしお前が弁護に出たら、弁護士の資格を取り消す」と言われていた。弁護士は怖くて法廷に出なかった。「留置場の者」と名乗る人が、郭風賢さんの家族に電話を掛けてきて、「弁護士を雇いなさい」と言われ、1人の弁護士を紹介しくれたが、実は、この指名した弁護士は武装警察の内部の人間であり、逆に郭風賢さん家族の説得に出てしまった。国家法律で許してない云々と訳も分からない話をしていた。実は、司法局と政法委員会が裏で操作していたのだ。

 劉金成さんの弁護士は、劉さんのためではなく、中国共産党の言う通りに、「劉金成さんは有罪」という前代未聞の「弁護」を演じたのだ。馬岩華さんの弁護士は、無罪弁護をしていたが、結論もなく、三日後に結果が出ただけで終わったのだ。実は、このすべては完全に計画されており、事前にいろいろと準備され、真相を知らない人への、見せかけの「演劇」に過ぎないものであり、完全に中国共産党の陰謀判決なのである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2007年12月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/4/167705.html