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吉林市:法輪功修煉者・張明怡さんは浙江女子労働教養所で迫害され死亡

(日本明慧)吉林市の法輪功修煉者・張明怡さんは、浙江のバイト先で強制連行され、浙江女子労働教養所で迫害を受けてきた。迫害により病気に罹り、懸命な治療も力及ばず、2007年8月29日に死亡した。

 張明怡さんは元吉林市吉化連合化学工場の分析担当であった。もともと、先天性の心臓病の持病があり、尾骨にも亀裂があり、病気で苦しんでいた。1995年に法輪功の修煉を始めると、人が変わったかのように健康になり、性格も明るくなった。常に笑顔で、顔色もよく、すでに30歳を過ぎているのに高校生のような元気を手に入れた。

 工場の収益がよくなかったため、リストラされた後に、生活のため2004年に浙江寧波にてアルバイトを始めた。現地の人々が法輪功の真相を知らない現状を目の当たりにした。そこで、張さんはネットカフェを利用して、インターネット上でほかの修煉者に、現地の人々に真相を伝えるように呼びかけた。

 その後、張さんは通報され、不法に浙江女子労働教養所に送られ、2年以上も迫害された。長期の迫害により、張さんは体調が悪くなる一方で、よく熱を出していた。労働教養所の医者が不明な薬物を張さん注射し、その後も体が弱くなり、体重も急激に減少した。労働教養所側が責任から逃れるためか、張さんを釈放した。

 浙江女子労働教養所で迫害を受けた法輪功修煉者の話によると、当該労働教養所は2004年5月25日から閉鎖的ないわゆる「学習クラス」を開き、法輪功の修煉を続けようとする修煉者に対して、ひどい迫害を始めたという。新しい建物の3階はすべて、法輪功修煉者を迫害するための個室となり、閲覧室は全部「学習クラス」となった。その状況は2005年10月まで続いていた。法輪功修煉者は労働教養所に入所したとたん、その閉鎖的な「学習クラス」に入れられ、衛生設備も整っていない環境で、迫害を受け続けた。実際に迫害を受けた法輪功修煉者は、「昼間に三人、夜に二人の受刑者の監視を受けていた。よく殴打されて、時には五人全員かかってきて、頭から血が出て、顔も腫れ上がって、その上『パンダ』と呼ばれた。」と証言した

 労働教養所から釈放された張さんは熱が下がらず、最後に体に紫の斑点があらわれた。病院で検査した結果、溶血性貧血、B型肝炎およびC型肝炎があり、さらにすい臓にも影が見られたという。ついに、張さんは2007年8月29日にこの世を去った。

 2007年12月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/5/167764.html