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遼寧省:馬三家労働教養院が法輪功修煉者を迫害した最近の状況

(明慧日本)馬三家労働教養院は最近、また法輪功修煉者に対する「転向」を開始した。法輪功学習の孫冕さんはこの悪らつな「転向」に応じなかった。大連の馬三家労働教養院の隊長に直接電話をかけ、市公安局の責任者に会いたいと要求した。馬三家労働教養院は大連に電話をかけ、馬三家労働教養院が自ら法輪功修煉者に対する「転向」を開始したことを通知した。その結果、大連の市公安局や支局は11月27日、馬三家労働教養院に出張に来た。孫冕さんから、馬三家労働教養院が勝手に強制「転向」工作を開始したことを暴露し、市公安局や馬三家労働教養院に対して、直ちに釈放を要求した。しかし、大連市公安局や支局は問題を解決しないまま大連に戻り、「もし、当初彼女(孫冕さんのこと)が呼んだと分かっていれば行かなかったのに」と話している。

 現在、不法に監禁されている法輪功修煉者には、孫さんのほか王春蓉さん、海英さん、李軍さんがいる。情報によると、大連の共産党委員会から大連籍の法輪功修煉者・王春蓉さんの逮捕を批准したという。原因は王春蓉さんが馬三家労働教養院に入れられた後、警察の無理な要求に応じようとしなかったためだという。王春蓉さんは過酷な労働を強いられたが拒み、毎日法輪功を修煉し続け、真相を訴え続けたという。

 馬三家労働教養院では普段、法輪功修煉者に対して毎日16時間の過酷な労働を強制し、お互いに話しかけることも禁止されている。一人の修煉者に監視役として四人の受刑者(麻薬常習犯など)を配置し、暴力を振るうなど迫害を指示している。2007年3月、法輪功修煉者・葛小南さんは労働教養院の不法な規定に従わなかった。また労働時間に他の人に声を掛けたため、警官の趙新華(国内外で法輪功修煉者への迫害に最も積極的で悪名高い)に呼ばれた。その時、葛小南さんはずっと趙新華にも真相を伝え続けた。しかし、悪らつな趙新華に変わりはなく、隊長と受刑者(常習犯)に葛小南さんを囲んで暴行するように合図を送った。指示を受けた大隊長の周謙は自ら暴力を振るって、殴ったり蹴ったりして葛小南さんを牢屋に入れ、6時間も手錠を掛けて吊り下げた。また法輪功修煉者の王小燕さんは過酷な労働を拒み、同時に葛小南さんを牢屋から釈放するように強く要求したため、警官の周謙と張春光に7時間も手錠に掛けられ、吊り下げられた。

 2007年2月、大連市の法輪功修煉者・崔徳風さんは邪悪な数々の罪を暴き、製作している衣服のポケットの中に全部「法輪功は素晴らしい」と書いたために、悪らつな警官らに毎日16時間働かされ、300枚の衣類を製作するよう強制された。それだけでなく、崔徳風さんは一週間ほど手錠に掛けられたまま吊り下げられ、髪の毛をつかんで繰り返し殴られた。

 2007年1月、法輪功修煉者・原書哲さんは不法に労働教養を強いられたが応じなかったため、攻撃されたためビルの4階から飛び降り、粉々に割れるように骨折した。悪らつな警官は罪が暴かれることを恐れて、原書哲さんの体を石膏で固定し、労働教養院に連行した。一か月後にやっと歩けるようになった原書哲さんに再び過酷な労働を強制した。それにしても毎日16時間も働かせたのである。その後、警察は原書哲さんの監禁期間を延期した。ある日、原書哲さんは突然呼び出された後、姿を消している。本当に自宅に帰ったかどうかは不明である。

 また二人の法輪功修煉者(氏名不詳)は2006年からずっと物品庫に監禁されている。外の誰とも会わされないままであり、毎日食事の時間になると受刑者が食事を持っていくが、法輪功修煉者の姿さえ見せないようにしている。普段は4人の労働教養院の臨時職員が当番役として監視し続けている。

 話によると、馬三家労働教養院では毎週月〜金曜日に面会するようになっているが、面会には必ず本人の身分証明書が必要で、直接の親族のみが面会できるが、「法輪功修煉者を除く」となっている。すなわち親族が法輪功修煉者の場合は面会できないということである。さらにおかしいのは、必ず王暁峰という人に法輪功の悪口を言い、法輪功を罵らないと面会を許さないと言うのだ。法輪功の修煉者には外に電話をする権利や面会の権利もなく、仕送りなども禁止されている。

 2007年12月6日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/12/6/167850.html