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山東省沂水県:戚桂玲さんへの面会を求めた家族を殴打

(明慧日本)山東省沂水県姚店子鎮豊台庄の法輪功修煉者・戚桂玲さんは、2007年9月3日の夜、姚店子派出所の入り口で警官に強制連行された。警官は戚さんにびんたを食らわした後、強制的に手錠をはめ、その後4、5人の警官が夜11時過ぎに戚さんを連れてパトカーで自宅へ行き、不法に家宅捜索を行い、法輪功の書籍や真相資料を探し出した。警官は戚さんと、熟睡中の夫・張義志さん(不法に3年間の労働教養を受けてから、帰宅して数日しか経っていない)を強制的にパトカーに引っ張り上げた。派出所で一晩中手錠をかけられ、翌日戚さん夫婦は沂水県留置場へ強制連行され、不法に拘禁された。

 警官は張さんのポケットから200元の現金を探し出した。紙面に「真・善・忍は素晴らしい」と書かれていた100元札は公安局の警官に奪われた。戚さんのポケットにあった33元も奪われた。10日後、張さんは釈放され、戚さんは沂水県留置場で不法に1カ月間拘禁された後、また済南労働教養所に強制連行され、未だに迫害されている。

 家族は戚さんの情況をいろいろ尋ね、息子が衣服を持って面会に行った。労働教養所に到着後、警官は親子の面会を許可しなかった。ただ戚さんが健康診断の際に多くの病気があることが診断されたと伝えた。息子は家に帰ると、母親の状況を祖母(戚さんの母親)に伝えた。

 もともと昼夜娘を懐かしんでいた老人は娘の近況を耳にすると、更に不安になった。家にいたときはとても元気だったのに、どうして捕えられたら、迫害されてそんなに悲惨な状態になったのか? 何か起きたら誰が責任を負うのか? 老人は娘婿・張さんの引っ張る車に乗り、また息子の嫁に支えられて、11月28日、最初に娘を連行した沂水県姚店子派出所に行き、娘の状況を尋ね、また彼らに娘を連れ帰るよう要求した。しかしこれらの要求を聞いた事務室の警官は彼らを外に追い出した。老人の息子の嫁はにこやかに「お母さんは法輪功を学ぶ前は身体中に病気があったのに、法輪功の修煉を通して、元気になった。真・善・忍を学んで何か間違ったことがあるのか?」と言った。

 するとまだ話が終わっていないのに、あの警官は大いに怒鳴り、「あんたも学んでいるのか? あんたの名前は? 資料を配ったことはあるのか? 学びたければ外国に行って、学びなさい。外国では禁止してないから」と言いながら、彼女を外に追い出した。このとき、張義志さんは妻の弟の奥さんに外に出るように伝えた後、引き続き警官に「老人は娘の安否が心配だから、尋ねにきたのだ…」と話した。話がまだ終わってないうちに、あの警官に叱責され、老人と張さんも外に追い出された。事務室の警官はまたパトカーの掃除をしている若い警官に「彼らは問題を起こしているから、速く来て彼らを外に追い出そう」とぬれぎぬを着せた。

 老人は派出所事務室の入口の階段に座り、悲しんでひたすら泣いていた。良心を完全に無くしたあの事務室の警官は階段に座らないように彼らを階段からも追い払った。部屋に戻ってきた警官は老人の息子の嫁の髪の毛を掴み、彼女を殴打した後拘禁した。またあの若い警官に監視させた。老人の息子の嫁はずっと善の心を持って、監視している警官に真相を伝え、善悪には報いがあると伝えたが、あの警官は聞かないばかりか、彼女に話すのを禁止させた。

 しばらくすると、あの事務室の警官は部屋に戻り、老人の息子の嫁に偽善な素振りをして「実は私にも善の心はある。一部のことは言ってはいけないことでもない。共産党はやはり道理をわきまえるんだから。このことは誰が責任者になっても、解決するはずだ。遠い所から老人を支えてきたことも容易なことではない。そうでなかったら、あなたをここに留置するはずから、速く帰りなさい」と言った。

 老人は息子の嫁が殴打された様子を見て、心を痛め、警官に「あなたはどうして人を殴るのか」と詰問した。警官は「誰が彼女を殴ったというのか?」と言った。これこそ、入口に「人民に奉仕する」と書かれた、共産党当局の実態である。これこそ「人民の公僕」と標榜する共産党官吏、およびその下の「人民警察」の実態である。考えて見てほしい。どこにまだ道理をわきまえる余地があるのか? 誰に妻、子供、両親、兄弟がないというのか? もしあなたの家族が不法に迫害されたら、あなたは道理を求めないのか? 正義を主張しないのか? もし人があなたを殴ったり、罵ったりしたら、あなたはどう考えるのか?

 このすべての不公平に対して、法輪功修煉者らは恨みを持たず、また慈悲をもって人々に真相をはっきりと説明している。その目的は人々が共産党に騙されて、天罰を受け、最終的に共産党の犠牲にならないようにさせるためである。

 いまだに法輪功に対して罪を犯している人々よ、考えて見てください。善悪には報いがある。自分の一時的な名利と権勢のために、大法に罪を犯して、自分の一生を駄目にしないでください! あなたが大法に対する認識を改め、危険の瀬戸際で踏み止まり、悪事を止め、損失を補い、直ちに法輪功修煉者・戚桂玲さんを釈放して、自分と家族に美しい未来を選択できるよう真心より希望する。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2007年12月8日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/4/167706.html