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神韻芸術団は台湾で大反響、初日に1万枚のチケットが売れる勢い(写真)(一)

(明慧日本)今年4月台湾での巡回公演が大反響を呼んだアメリカ神韻芸術団は、2008年3月に台湾で二度目の巡回公演を行なう予定である。今度の公演レベルは去年に比べてさらにレベルアップした内容であるという。そして、台北・台中・台南など四つの地域で20回の巡回公演を行なう予定で、予想観客動員数は5万人であるという。12月5日からチケットの販売が開始し、ネットワークの統計によると、初日の午後、台南・高雄・台中・台北で、わずか半日で1万枚も売れたと言う。
神韻芸術団2007年華人新年祝賀祭の一幕(ニューヨーク・ラジオシティホールにて)


 主催者の台湾新唐人国際文化学会の秘書長・張瑞蘭氏によると、神韻芸術団は今年4月に台湾で巡回公演した際、台北での3回の公演のチケットは3時間で完売したという。たくさんの人は切符を手に入れることができなかったので、今回はより多くの観客の要求に応じて、12月5日からチケット販売を開始したという。

 神韻芸術団は国際芸術の新たなブランドを創造している

 神韻芸術団とは、アメリカ・ニューヨークに拠点を置く芸術団で、2006年に設立されたばかりであるが、神伝文化(神が伝えた文化)といわれる中国の伝統文化の持つ、純粋な善と美を、舞台を通して現代の人々に伝えることを旨としている。そのため、多くの人々の共感をよび、今、正に世界的に注目を集めている芸術団である。

 芸術団の公演は、総勢150人を超える出演者に、著名な演奏家から成る神韻芸術団オーケストラの生伴奏が加わるのも特徴で(来年2月の日本公演には随行しない)、クリスマスに合わせてブロードウェイのビーコン・シアター(Beacon Theatre)等で行われるホリデー・ワンダーは、10回の公演が予定されている。

 その後、神韻芸術団は二手に分かれ、世界各地での巡回公演がスタートする。一つは、中国の旧正月に合わせて、1月4日〜2月17日の間、新唐人世界華人新年祝賀祭(中国語タイトル:新唐人全球華人新年晩会)と銘打って北米各地で行われる公演。もう一つは、神韻芸術祭(中国語タイトル:神韻晩会)として、2月12日〜4月24日の間、主として北米以外の都市を回り、日本公演もこの一つである。

 今年の巡回公演では、世界60あまりの都市で220ステージを超える公演が行われることになっており、これまでで最大規模の65万人の観客動員数が見込まれているという。

 神韻芸術団の紹介によると、観客は人類の正統文化の饗宴を観ることができ、全く新しい角度から中華民族の輝かしい歴史を再現してくれるという。演目には、神話や伝説と関連のある舞踊、特色を持った民族舞踊が含まれており、各演目は、歌、演奏、舞踊がミックスされたものとなっている。公演では世界中の観客に純善、純美の世界を展開し、艶やかで美しいホリゾントと音楽、舞踊によって、中華民族の神伝文化の内包を見せてくれるという。

 国際著名画家:神韻芸術団は60年間の中で最も素晴らしい公演になる

 国際的に知名度の高い水墨画家の李奇茂氏は、同時に骨董と書画競売の専門家でもあり、芸術の面で多くの才能を発揮している。李さんは神韻芸術団の公演を見た後、「私は50年代から90年代まで台湾の芸術学院で教鞭を取っていた。台湾に来るたくさんの芸術団は私とかかわりがある。神韻芸術団の公演は私がこの60年間見た芸術の中で最も良い芸術である。中国文化の『天と人が一体になる』思想を、最も良く表現している」と高く評価した。
台湾芸術大教授・書画家の李奇茂氏


 李奇茂氏は「今までの中華文化の芸術や宣伝が、宗教、あるいは孔子思想、老子思想に重点を置いたとすると、この芸術団の公演は今までの文化を最も完璧に取りまとめ、『真・善・忍』のレベルにまで引き上げている。神韻芸術団の音楽、芝居、歌曲は中国古文化の四次元八徳——すなわち『忠孝仁愛信義和平』をすべてカバーしている。例えば、岳飛と花木蘭の演目は、今の時代にこのような芝居を見ることができることを本当に珍しく思う」と語った。

 (二)へ続く。

 2007年12月8日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/7/167893.html