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ニューヨークでの神韻芸術祭についての感想


 文/アメリカ東部地方大法弟子

(明慧日本)クリスマスに合わせてブロードウェイのビーコン・シアター(Beacon Theatre)等で行われるホリデー・ワンダー(新唐人聖誕晩会)は、もう目前に差し迫っており、いろいろな準備活動も最終段階に入ろうとしています。今年の芸術祭は回数も多く、観衆の動員数も多いため、入場券を販売促進する際に、色々な困難が現れ、また、それをそう簡単に乗り越えられないという虚像が現れてきました。この現象に対して、私は色々考えさせられました。

 師父は『精進要旨』<さらに執着を取りのぞく>の中で「実はわたしが大法を伝えたことには必ず言いがたい理由があり、真相が現れれば、後悔してももう遅いのだ」と仰っています。

 私はふと、1999年7月20日以前のことを思い出しました。あの頃、海外の各国では法会が相次いで行われました。1999年2月21日から6月26日までの、たったの5カ月の間に、アメリカ東部地区法会、アメリカ西部地区法会、オーストラリア法会、ニュージーランド法会、カナダ法会、シカゴ法会が相次いで行われました。師父は苦労を厭わず毎回の法会に出席され、また諄々と諭してくださり、できるだけ当時の大法弟子を、全部押し上げようとなさいました。その後、7月19日、20日に、中国大陸で邪悪が法輪功への迫害を全面的に発動し、それにより大法弟子の修煉も、法を正す時期の修煉に変わりました。迫害に反対しながらやってきた8年間を振り返り、改めて当時の師父のこれらの説法を学ぶとき、ますます師父の慈悲深さとご苦労および当時の情勢の複雑さと緊迫性を感じ取ることができます。

 今、神韻芸術団の出演回数はこんなにも多く、また、たくさんの地域を巡回することからして、それは、まだ法を得ていない衆生、更に真相が分かっていない衆生を、師父が、急いで救おうとしておられ、また旧勢力が、ニューヨークで設けた頑なな障害を、断固として解体しようとされておられるのだと、意識するようになりました。私たちは大法の奥深い内包を、全部理解することは永遠にできませんが、修煉者としては「金剛の如き」意志を持って、すべての自我と観念を放下し、師父の要求に全力を挙げて圓容するようにしなければならないと思っています。もし、救われるはずの人が予想通りに救われなければ、法を正すことの次の一歩の要求に影響してしまうかもしれません。もし、救う事ができれば、法がこの世を正すことに、いい局面を切り開くかもしれません。

 実は、慈悲なる心で、清らかに世の人々に神韻芸術祭を紹介したり、入場券の販売促進をしたりすれば、我々は別に時間とチャンスがないと言うわけではありません。我々の生活環境、社会環境を十分に利用すれば、時間とチャンスはたくさんあるのです。それに世の人々は、我々の伝えた神韻芸術祭の情報を、喜んで受け入れるだけでなく、我々のエネルギー場に影響され、親切で和やかで、楽観的に変わるのです。ただ、残りの時間が実に少ないので、我々は心を一つにして協力し合い、我々の資源と尊い時間を十分に出し合いましょう。

 2007年12月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/8/168033.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/12/10/91991.html