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蒙陰県の楊士珍さん、王文来さん夫婦が受けた迫害

(明慧日本)山東蒙陰県の農婦の楊士珍さんは、法輪大法を修煉した後に死の淵から生還した。その後、楊さんと夫は大法と師父をかたく信じている。しかし99年の後に共産党の人員にいろいろな方法で苦しめられて、経済上の迫害を受けた。 

  楊士珍さん(64歳女性)は、山東省蒙陰県界牌鎮東風橋村の法輪功修煉者で法を得る前に、彼女は不治の食道癌をわずらっていて、いろいろと治療したが効き目がなかった。法輪功が病気を追い払って健康を保つすばらしい効き目があると聞き大法の修煉に入った。修煉した後、食道癌はいつのまにかなくなった。家族全員は喜んで大法が彼女を救った、大法が彼女に第二の生命を下さったといった。楊士珍さんの夫は重荷の積み下ろしをする仕事に従事しているため、腰は疲れて曲がり、ずっと伸びなかった。しかし法を学んだ後に腰がまっすぐになり、体は若い人より更に丈夫になった。村民は夫婦の2人の体の変化を目の当たりに見て、皆大法は不思議だと言った。法輪功が無辜に弾圧される中で、楊士珍さん、王文来さん夫妻は何度も不法に家財を差し押さえられて、連行、拘禁され、また不法に現金2万数元をゆすられた。

 合法的に直訴して迫害された

 師父と大法に対するデマを飛ばし、誹謗することに直面して、楊士珍さんは1人の心身ともに受益した法輪功修煉者として、北京に行って政府の役人に事実をはっきりと説明することを決意し、彼らに真相を理解させて、師父と大法のために正義を取り戻すために99年末、楊さんは法律に基づいて直訴に上京した。天安門広場で警官に連行されて、蒙陰県の北京駐在事務所に送り返されて拘禁された。蒙陰県の公安局の警官と界牌鎮派出所の所長の張文家、指導員の楊旭などは楊士珍さんを界牌鎮派出所まで強制連行した。昼間、楊士珍さんはセメントの地面に座らされ、夜は汚くて暗い車庫の中に拘禁された。 

 旧正月の7日、界牌鎮派出所の広場で、副鎮長の宋樹福、副書記のチャイ暁林、派出所所長の張文家と全鎮の各村の書記などの100数人は法輪功修煉者への対策会を開いていた。この日、界牌鎮警官の張文家、楊旭などの10何人かの警官は、楊士珍さん、劉暁梅さん、劉長蓮さん、李秀栄さん、李雍英さんの5人の法輪功修煉者の首に看板を掛けて街を引き回して批判を行い、この法輪功修煉者達を精神的に打ち壊そうとした。最後に楊士珍さん、劉長蓮さん、李秀栄さん、李雍英さんは不法に1万元、劉暁梅さんが5千元をゆすられた後にやっと家に帰ることができた。ゆすられた多くのお金は、領収書さえもらっていない。 

 家に帰った後、界牌鎮派出所の警官はまた楊士珍さんを界牌鎮まで連行して3カ月余り迫害した。その時、不法に拘禁されていた法輪功修煉者には、劉祥義さん、張玉鳳さん、劉乃芝さん、李雍英さん、李秀栄さん、劉長蓮さん、劉長忠さん、劉孝栄さん、劉桂香さんがいた。界牌鎮書記の公ピ東、副書記のチャイ暁林などは、この法輪功修煉者達を昼間は掃除、樹木植え、草抜きをさせて、夜は車庫の中に錠をかけて閉じ込め、大小便を許さなかった。

 2人の老人は残虐な拷問を受けた

 2001年の旧暦の5月10日、界牌鎮の10何人かの警官が突然楊士珍さんの家に飛び込んで、強行して彼女を界牌鎮の広場に連れていき11日間迫害した。ある日の晩、雷鳴が轟き、土砂降りになった。1人の警官は彼女の足をぐっと引っ張って、別の何人かの警官は足で彼女を蹴って仰向けになった彼女を一足一足部屋の中から庭まで蹴った。庭で、警官は彼女を引き続きめった打ちにした。楊さんの背中は蹴られて青紫色になり、ある部位は蹴られて皮がむけた。

 彼女は悲しみ憤り涙を流して叫んだ。「私は癌を患って、大法を学んで治った。恩師が私を救った。私は悪い事をしていない、修煉はただ良い人になるだけだ。あなた達はどうして私を良い人にならせないのか?」といい終わらないうちに、警官らは彼女に対してまたひとしきり殴ったり蹴ったりした。彼女の苦痛な様子を見て、警官はハッハッと大笑いした。40〜50人の警官は楊士珍さんと他の法輪功修煉者に対して鎮の広場でめった打ちにして、法輪功修煉者に両腕を水平に伸ばして、両足をぴんと伸ばして雨のぽたぽた滴っている地面に座るように強要した。修煉者達は耐え難い苦痛に苦しめられた。 

  2005年6月27日晩10時頃、蒙陰県の610弁公室の頭目の崔華東は自ら界牌鎮派出所の警官を指揮して、東風橋(朝仙橋)村の法輪功修煉者・王文来さん、楊士珍さん夫妻、張春余さん夫妻、劉孝栄さん、界牌学校に住んでいる劉桂栄さん、彭庄の劉発勤さんの家族を連行した、7人の同修の家は皆不法な捜査を受けた。 

 界牌派出所で、警官の張徳斌は手元の6人の警官を指揮して順番に王文来さんをめった打ちした。老人は大声で「私は法を犯していない、あなた達はどうして悪人を構わず、『真・善・忍』に従っている良い人を滅多打ちするのか?」と叫んだ。警官は更に多くの人に聞こえることを恐れて、1人の女性の警官を呼んできて王さんの口にゴムバンドを2周巻き付けた。警官らは王文来老人の顔を打ったので腫れて、全身青くなった、また老人に彼らを連れて家に帰ってドアを開けて家財を差し押さえるように強要した。王文来さん、楊士珍さん夫妻は不法に8千元をゆすられた後で家に帰った。老人は足を打たれてびっこを引きながら歩いた。家に帰って1カ月後に治った。

 3回不法に家財を没収され、根こそぎ略奪された

 楊士珍さんの家は3回不法に家財を没収された。東風橋村の党書記の王昌順、村委員会の委員・朱純余は積極的に不法の輩に協力して楊士珍さん夫妻に対する迫害に参与した。 

 2000年の春、1回目に家財を差し押さえた。警官は不法に楊さん家の生計を立てる4000斤の小麦と1000斤のトウモロコシを没収した、それ以外に寝椅子1つ(170元)を奪い去った、小さい腰掛け、落花生の油かす、扇風機、小さい鉄の車、三輪車、自転車、ビニールシート(30元)1枚、小さいドラム缶、7〜8尺の新しい布など。 

  2001年の旧暦の5月に、20〜30人の不法の輩が突入して、家の中の400〜500斤の小麦と200〜300斤のトウモロコシを奪い去った。

 2005年6月、不法の輩は再度来て不法に家財を差し押さえた、400〜500斤の小麦、テレビ2台、小さいラジオ8個、VCDプレーヤーを没収して行った。1人の警官はベッドの下から300元のお金を探し出して、ついでに自分のウェストポーチの中に入れた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2007年12月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/11/168185.html