日本明慧
■印刷版   

人権聖火リレーが西オーストラリアで点火 社会各界が中国共産党の犯罪を非難(写真)

(明慧日本)中国共産党による法輪功への迫害と人権侵害を阻止することを目的としたグローバル人権聖火リレーは、2007年12月8、9日にそれぞれ西オーストラリア州のフリーマントル市(City of Fremantle)と州都パースで行われた。

フリーマントル市でのリレー

西オーストラリア上院議員Giz Watson氏(右二)

緑党連邦候補者で弁護士のSteve Walker氏

 フリーマントル市(City of Fremantle)は西豪州の陸と海の交通の中心であり、開発の歴史が長く、有名な観光地でもある。12月8日の昼ごろ、人権聖火が市の中心部で点火された。今回の大規模なパレードは、町中の人々の注目を浴びた。

 公演に参加していた音楽家や俳優たちは、中国共産党による人権侵害の真相を知り、皆ボランティアで今回のイベントに参加し、公演してくれた。また講演に参加した政界要人や有名人には、フリーマントル市議員のJon Strachan氏とGeorgie Adeane氏、西オーストラリア上院議員のGiz Watson氏、弁護士で緑党連邦候補者のSteve Walker氏、キリスト教徒のDarius Smith氏、及び元オリンピック選手のJan Becker氏などがいる。

 市議員のJon Strachan氏は、中国共産党の法輪功修煉者をターゲットにした生体臓器摘出・販売の、犯罪調査報告書(ビッド・マタス氏とデービット・キルガー氏による調査報告書)を読んでとても心を痛めた。「皆さんもぜひ一度読んでみてください。人権なくして国際貿易なし。人権なくしてオリンピックなし。」と訴えた。

   Giz Watson氏とSteve Walker氏は、「国際社会は人権問題で中国にもっと強く圧力をかけるべきである。国際社会が一体となって、中国共産党の人権侵害を非難すべきである」と話した。キリスト教徒のDarius Smith氏は、「皆さん、今迫害されている方々に対する援助と支援はとても大きなことであり、将来天国に行ったら助けられた人に会い、彼らに感謝されるだろう」と述べた。

 翌日、人権聖火は州都パースで点火された。西オーストラリア大学学生連盟代表のToby Prosinさんは、大勢の若い世代と一緒に人権聖火リレーで走り、市の中心部に入った。正義の女神を演じたRonnieさんは、聖火を元オリンピック選手のJan Becker氏に渡し、リレーが開始された。集まってきた団体はチベット人団体、フリーミャンマー、ダルフールを救う組織、緑党のメンバー、西オーストラリア商業連盟、西オーストラリア台湾人連盟、医師と看護師連盟、人と動物を保護する団体、および関心のある社会各界の代表などがいた。
西オーストラリア上院議員のPaul Llewellyn氏の講演の様子
カレン(Karen)会代表のPaul Kyaw氏
パースのForrest Place広場で人権聖火パレード
パースのForrest Place広場に集まった人々
西オーストラリア大学学生連盟代表のToby Prosinさんと友人
 

 西オーストラリア大学学生連盟代表のToby Prosinさんは西オーストラリア大学のエンジニアリング学科の学生である。Toby Prosinさんは、「中国共産党の支配下で中国の国民は言論の自由を奪われた。したがって、自由な国の人々は中国共産党の迫害を受けている人々のために、声を上げる義務がある。応援する義務がある」と述べた。

 当日、講演に参加したゲストには、西オーストラリア上議院議員のPaul Llewellyn氏、ダルフールを救う会代表のLionel Grant氏、コリン会代表のPaul Kyaw氏、及び法輪功団体代表の曽錚氏、および元オリンピック選手のJan Becker氏などである。

 人々は興味深くイベントに参加し、人権聖火のマークが印刷された上着やバッジ、記念品を買っていた。たくさんのマスメディアも報道に参加していた。報道には、西オーストラリア地域テレビ局、第九チャンネル、新唐人テレビ局、豪州放送局、希望の声ラジオやフリーマントル地域新聞などが参加した。

 グローバル人権聖火リレーのイベントは法輪功迫害真相調査団(CIPFG)が発足し、主催している世界規模のイベントであり、2007年8月9日ギリシアのアテネで最初の聖火が正式に点火された後、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、豪州など世界30カ国の国と地域、百以上の都市に引き継がれ、数千人の政界要人、選手、弁護士、有名人らがイベントに参加し、支持している。1年間かけて、人権聖火は世界中を渡り、中国共産党による人権侵害、法輪功に対する迫害を停止するよう訴える。

 2007年12月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/13/168281.html