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CIPFG、東京で人権聖火リレーの集会を召集(写真) 文/日本在住の法輪功修煉者 (明慧ネット日本)「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)アジア調査団は2007年12月9日、東京の渋谷で人権聖火の集会を開き、デモを主催した。今回の活動の目的は人々に「グローバル人権聖火リレー」の主旨と伝達状況を知らせ、中国共産党による法輪功修煉者への迫害の制止を呼びかけるためである。参加者らは「人権なくして、北京五輪なし」「血まみれの北京五輪にノーと言おう」などの横断幕を掲げ、中国共産党が国民を迫害・虐殺する写真を展示した。中国民主活動家や、日本人支援者、元国会議員などがスピーチをし、実際に監禁されて拷問などを受けた法輪功修煉者が証言を行った。
CIPFGアジア調査団副団長で日本人人権活動家の安東幹氏が集会であいさつをし、「中国の人権が改善されない限り、全世界の人々の人権が脅かされる」と指摘、北京五輪組織委員会が先月、「法輪功に関するいかなる文章、活動も中国では禁ずる」と発表したことに対して、CIPFGは声明文を読み上げ、「血まみれの北京五輪にノーと言い、グローバル人権聖火リレーを成功させよう」と呼びかけた。 「民主中国陣線」日本支部の責任者・王戴氏は、「人権なくして、北京五輪なし」と訴え、中国国内外の民主活動家は、みんな人権聖火リレーを支持している。養母が法輪功修煉を放棄しないため、中国で残酷な拷問・迫害を受けている実例を挙げ、各界が中国共産党による法輪功迫害を制止するように呼びかけた。 キリスト教信者の阿部道子さんは、法輪功修煉者への弾圧問題を無視してはならないと強調、「すべての日本人に迫害の真相を知らせるべきだ」と語った。阿部さんは半年前から中国の人権侵害や宗教弾圧などに関心を持ったという。 前衆議院議員の中津川博郷氏は、中国共産党による臓器強制摘出について、断固として容認してはならないと指摘、国会議員有志が議員連盟を結成し、中国公使に抗議した経緯を紹介し、中国の人権侵害は日本の政治家が積極的にかかわらなければならない課題であると訴えた。 中国清華大学の副教授で、法輪功修煉者の王久春さんは、1999年7月から2003年8月にわたり、6回も拘留され、家宅捜査や尾行などを繰り返された。監禁中に、真冬にも拘らず衣服を脱がされ、長時間放置されたことなどの虐待・拷問の体験を証言した。王さん自身は、さまざまな支援により、2004年に難民として来日した。王さんは発言の中で、「わたしは、中国の人権侵害の被害者として、人権聖火を支援します」と呼びかけ、受け入れてくれた日本政府とその関係者に感謝を述べた。 集会後、デモ行進が行われた。中津川博郷・前衆議院議員は市民に対し、人権聖火リレーへの支援を呼びかけた。迫害を受けた法輪功修煉者の写真も掲げられていた。 2007年12月14日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/14/168368.html) |
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