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上海610弁公室で行われた、残酷な虐待や人権侵害の諸事例

(明慧日本)2007年冬に入ってから、上海では法輪功修煉者が、理由もなく強制連行される事件が相次いで発生し、少なくとも6つの地区の法輪功修煉者が不法に逮捕されていることが分かった。

 上海市閘北区には、対外的に上海市公安局警察暑として設立された建物があるが、この建物こそが上海市の610弁公室として、直接法輪功修煉者を、強制連行するように命令を下している施設である。

 1999年に迫害が開始されてから、上海市青浦女子労働教養所は、中国共産党の弾圧政策の下で、法輪功修煉者への迫害に積極的に関わり、かつてのナチス強制収用所にも勝る、非常に残酷な方法で法輪功修煉者達を迫害していた。そのため法輪功修煉者・李小英さん、陳文英さんは、精神的に著しく不安定になった。

 また、当施設では、いわゆるカウンセリングというレッテルのもとで、法輪功修煉者を洗脳する迫害が行われている。法輪功修煉者・銭華さんは法輪功の信念を放棄しないことを理由に、強制的に転向させられる迫害にあい、衆人の面前で、公の場で高所に吊り上げられ、警察官は銭さんの夫から送られた手紙を大声で読み上げるなど、銭さんの人格を侮辱し、人身攻撃およびプライバシーの侵害など、非常に残酷な虐待を受けた。

 労働教養所では、いわゆる法輪功修煉者への「転向率」が要求されている。そのため警察官は、極力要求された転向率を達成させるため、手段を選ばずに迫害を行っている。法輪功修煉者・李小英さんを転向させるために、擬似の記者を装って李さんを取材したり、公に法輪功の法理を曲げるように解釈したりするなど、さまざまな虐待を受け、精神異常になった。

 2007年12月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/14/168370.html