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夫は迫害で8年の禁錮刑 面会した妻は強制連行され家を荒らされた

(明慧日本)2007年8月7日午前,甘粛省銀川市の法輪功修煉者・孫雅娟さん(夫は彼女が妊娠中に不法逮捕され,子供はもう8歳になった)は娘を連れて,呉忠監獄へ夫の馬智武さんの刑期延長の情況を知るために行った。彼女があちこちへと振り回されて,監獄の教育課長・尹自能を尋ねることになった。彼に刑期延長の原因を聞いたりして大法の真相を告げたが,理解しようとするどころか凶悪な警官を呼び出して彼女らを不法に連行した。同日の夜に釈放が許されたが,家まで同行した凶悪な警官は彼女の家を荒した。

 修煉者の馬智武さんの刑期が満期に近づいたころ,8年も待ち望んだ家族に呉忠監獄からの一本の電話があり,馬智武さんが転向しないため,刑期を2カ月延長したことを知らされた。妻の孫さんと娘が悲しい思いで夫の情況を尋ねに行ってみると,監獄の凶悪な警官にひどいことをされた。

 馬智武さんは37歳で,1996年から大法の修煉をはじめた。元銀川鉄路分局機関の職員だった。1999年9月には,北京の中央政府に弾圧された法輪功のために迫害中止の陳情をしに行った時,連行されて銀川監獄に送られた。そこで,修煉を放棄しない彼は,殴打や「背中刺し鎖(鎖を増やして体に負担をかける)」という拷問を加えられ、身柄拘束のうえ不法に強制労働教養を3年受けた。2001年10月に迫害されていることを断食で抗議したため, 6年の禁錮刑を強要された。

 馬さんは監禁生活の8年間で,凶悪な警官や指示を受けた受刑者にホース、ゴム棒、鉄棒などで何回も暴行を受け、半月も続けて不眠を強いられ、2カ月にわたる背中打ち、宙に吊り上げる、「虎の椅子」、炎天下で太陽にさらして首に鉄の塊を引っ掛けたり足に重い砂入りの袋や鎖を掛けたりする拷問と灌食などの迫害をされた。それに抗議して,彼は10回以上も飲まず食わずの断食生活を2カ月続けた。

 凶悪な警官は「減刑奨励点数」の誘惑で受刑者に馬さんを苛めさせたり暴行させたりして,2006年6月に馬さんは吊り上げられながら,ひどい殴打を加えられた。また,同じ監獄の人の話によると,「馬さんは1年の間に4回も集団殴打や暴行を受けるのを見た。彼に加えた迫害を覆い隠すために,2年のうち家族との面会は許されなかった。しかも,「監獄の秘密漏洩禁止」という規定で馬さんのことを外に流してはいけないと脅した。ほかに,銀川出身の受刑者は馬さんとの接触を禁止されていた。

 2001年11月20日,妻の孫さんに修煉を放棄させるため,銀川西花園派出所の凶悪な警官は彼女の2歳の娘を誘拐して脅迫した。馬さんはこの8年間の迫害生活の中で,娘との面会は指で数えるほど少なかった。妻の孫さんはこの2年間,何回も面会の届出を出して呉忠監獄と寧夏監獄管理局への往復を繰り返したが,すべて凶悪な警官に拒絶されていた。

 2007年12月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/13/160739.html