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王治海さんが連行され、9歳の息子は学校を辞めざるを得なかった

(明慧日本)法輪功修煉者・王治海さん(40歳男性)は、重慶市鉄路局の職員であり、法輪功を修煉したというだけの理由で、4年前に成都市綿陽労働教養所に1年半、監禁されていた。2007年9月28日に、王さんは重慶市九龍坂区公安局に連行されて、9月29日に華岩看守所に送られた。そして10月23日に2年の労働教養を言い渡され、西山坪看守所に移された。家には9歳の息子1人が残された。

 王さんの妻は、夫と同様に法輪功を修煉したため、4年前に成都看守所に迫害されて死亡した。当地の町内会が、子供の面倒を1カ月見たが、その後、警察によって、王さんの両親が住んでいる四川省平昌県に送られた。しかも警察は「子供を受け入れないと、孤児院に送る」と、王さんの両親を脅した。

 王さんの両親は年をとっており、しかも数種類の持病を持っており、子供の面倒を見ることができず、経済的にも困難であるため、子供は学校を辞めざるを得なかった。王さんの両親は子供を連れて、王さんの仕事場や、町内会、公安局、労働教養所などを転々と回ったが、これらの部門は、互いに責任逃れをし、現在、労働能力のない3人は乞食をしながら生活を維持しているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2007年12月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/12/168223.html