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フランス市議会で中国人権シンポジウムが開かれる

(明慧日本)2007年12月11日夜、中国の人権をテーマとするシンポジウムがフランスの東部、DOLE市の市議会で行われた。同シンポジウムは同市の市長や、参議員の支持を得ている。フランスの複数の人権団体の代表がスピーチをし、実例を挙げて中国共産党による人権迫害を立証・分析、その邪悪な本質を暴露した。また、経済成長の裏に隠れている罪悪な一面を明かし、国際社会に対し、中国で継続している法輪功修練者へのジェノサイドに関心を寄せるよう呼びかけた。

「人権のために行動する会」のランペディ会長が発言

同シンポジウムの参加者ら

「フランス法輪大法学会」の唐漢龍・会長

フランス国際ラジオ放送局の元主任、ジャーナリストの呉葆璋氏が発言

同シンポジウムの現場

法輪功修煉者・陳頴さん(左)とアムネスティ・インターナショナルの代表(右)

 「人権のために行動する会」のランペディ会長はスピーチで、国際社会は、中国が強くなっていると見受ける中、中国での人権問題に対して関心を持つことの重要性と必要性は今の時代の焦点である、と述べた。

 ジャーナリストでフランス国際ラジオ放送局中文部の前主任だった呉葆璋氏が講演を行い、中国共産党政権が設立されてから、国民にもたらした精神的・肉体的迫害を刻銘に暴露した。

 フランス法輪大法学会の唐漢龍・会長は、「我々は、中国共産党による法輪修煉者への迫害に関心を持ち続けている。迫害をすぐに制止させるべきである。我々はいかなる政治的な訴求をも持っていない。自由な修煉環境を与えてほしいだけである」と述べた。

 中国国内で迫害を受けていた法輪功修煉者・陳頴さんは、「私が監禁されている期間中に、警察に名前を明かさなかった大勢の法輪功修煉者が夜中に起こされて、武装警官にどこかに強制連行され、行方不明になった・・・」と証言した。

 アムネスティ・インターナショナルの代表は発言の中で、人権問題への関心の重要性を繰り返し強調した。実例として、監禁中の法輪功修煉者・曹東さんを救援する活動の詳細経過を説明した。

 今回のシンポジウムでは、参加者と講演者の双方による交流が盛んに行われ、中国共産党による人権迫害の様々な犯罪実録が暴かれた。

 2007年12月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/16/168508.html