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遼寧省昌図県のチョウ鵬さんと、湖南省永興県の許興国さんが迫害されて死亡

(明慧日本)

 遼寧省昌図県の法輪功修煉者・チョウ鵬さんは、迫害されて死亡した

 遼寧省昌図県太平郷の法輪功修煉者・チョウ鵬さん(35歳男性)は障害者である。法輪功はこの身体に障害がある青年に新たな人生と希望を与えた。しかし、チョウ鵬さんは法輪功の信仰を持ち続けたことで、警察に何回も連行されて迫害され、結局2007年10月21日冤罪が晴れないままこの世を去った。

 2004年3月か4月に、奥さんが子供を出産するとき、チョウさんは太平郷公安出張所の所長・劉興海ら数人に太平郷出張所に連行された。チョウさんは、携帯電話のショートメッセージを配信して、遼寧省に見つけられたという理由で、昌図県公安局国保大隊の3人の警察に連行され尋問された。チョウさんは強い正念を持ち、脱出に成功した。しかし悪辣な警察らは、チョウさんのお父さんを脅迫して警察と一緒にチョウさんの追跡に同行させた。途中、悪は悪の報いがあると言われる通り、警察の車は橋の上の大きい穴に落ちた。お父さんと車内に一緒にいた警察はとても怯えていた。しかしながら、警察らは教訓をくみ取ることなく、逆にチョウさんのお父さんを脅迫して車を修理させた。国保大隊の劉建新は、チョウさんを人質にして、チョウさんの家族から度々お金を騙し取っていた。例えば、家族を脅迫し1千元を出させ、3人の警官は、1人ずつブランド品の皮靴を買わせた。また、保釈金として3千元を騙し取った。これらのお金は脅迫して出させたもので領収書も何もない。その後さらに公安局長・韓建東に、高級タバコを強要され、3、4千元を使ってしまった。こうして強要された金額は合計で1万元を超える。それだけではなく、親戚まで迫害していた。チョウさんのおじさんを脅迫して保証書を書かせた。このように、チョウさんの家族と親戚に経済的・精神的なダメージを大きく与えている。

 チョウ鵬さんの妻も身体障害者である。長女は中学校に通っており、次女は3歳の幼い子供である。一家の経済は、チョウさんが一軒、一軒走り回って、電気修理の仕事をして得た収入で、何とか維持してきた。しかし絶えず、自宅に侵入してくる警察によって、日常生活が侵害され、結局大きな精神的・経済的圧力の下で、障害者のチョウさんは、耐えられなくなり2007年10月21日に、重病を患いこの世を去った。わずか35歳であった。

 湖南省:永興県の許興国さんは、冤罪でこの世を去った、死ぬ前に不明な薬物を注射された

 許興国さん(59歳男性)は、湖南省:永興県・黄泥郷汶村の法輪功修煉者である。2007年11月14日に迫害されてこの世を去った。生前、許興国さんは、何回も中国共産党組織に強制連行され迫害されていた。2000年、前後は3回強制連行され、県の留置場に監禁されて迫害された。1回は、7、8人の警察が同時に、許さんを蹴ったり殴ったりして襲いかかり、意識不明にさせ、さらにはタバコの火で焼かれた。

 2002年の春、許さんは、人々に法輪功迫害の真相を伝えていた時、県の国保大隊の警察らに強制連行され、不法に懲役2年の判決を下された。しかし、監禁されて7カ月で高血圧に罹り、保釈されて自宅に戻った。2007年2月28日、許さんは田舎で真相資料を配布中、真相を知らない人に密告されたため、連行されて懲役1年の判決を下された。長沙新開労教所に連行されたが、やはり高血圧で保釈されて自宅に戻った。

 監禁中、許さんは回復していたところを、永興610弁公室の悪人によって、不明な薬物を注射された。自宅に戻った後もずっと涙や鼻水が出て止まらず、精神状態がおかしくなり、記憶も失い、こうして半年間苦しめられ、2007年11月14日、冤罪が晴れないままこの世を去った。

 (注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照

 2007年12月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/18/168604.html