四川省徳陽刑務所: 李正霊さんは迫害され両眼を失明
文/四川省古藺(リン)法輪功修煉者
(明慧日本)四川省の徳陽刑務所は、法輪功修煉者・李正霊さんを迫害して両眼を失明させ、自力で生活ができなくなっているにも拘らず釈放を拒んでいる。
李正霊(別名・李二ワ 43歳男性)さんは四川省古藺鎮に在住、高等学校卒業。1983年に塩源武装部隊から退官し、医薬品関連の会社に勤めていたが、会社が不景気になり仕事を失った。その後、四川省の太平と貴州省の習水の境界あたりで、薬品販売店を営んでいた。
李正霊さんは、誰もが知る正直でおとなしい人である。1999年10月26日の朝、太平の大橋で法輪功の煉功を集団で行っていたところ、貴州省習水県醒民区出張所、古藺鎮太平出張所の警官に強制連行され、不法に習水刑務所に監禁された。
当時、習水公安局、醒民区出張所、古藺鎮太平出張所は、それぞれ李さんの家族に8千元、合計2万4千元を支払うよう強制した。「金さえ払えば李正霊さんを直ちに釈放する」と言った。しかし、妻はお金を用意できなかった。その3日後、警察は李さんを土城に連行し懲役3年の不法な判決(裁判・審議など法的手続きは何もないまま)を言い渡した。そして警察は、李さんを青鎮労働改造農場に連行して迫害した。3年間が過ぎても、直ぐに釈放される訳ではなく、それどころか、さらに2カ月以上延期された。
李正霊さんは、2002年12月に帰宅し、太平で石炭の商売をしていた。2004年12月28日、古藺公安局刑事警察大隊長・シュウ強は、6人の警官を連れて、不法に李さんの家宅捜索を強要し、李さんを古藺留置場に連行し監禁した。
2005年7月、突然、留置場から家族に連絡があり、「李さんが危篤状態に陥った」というのである。家族が慌てて駆けつけると、李さんは全身が腫れ、唇と顔には傷痕が残っていた。排尿もできなくなり、そのための管が入れられていた。人を識別・認識することもできない李さんを家族が治療のため、家に連れて帰ることも留置場側は拒んだ。
2005年8月8日、中国共産党は、李さんに懲役5年の不法な判決を下した。その後、四川省徳陽刑務所(黄許鎮九五工場)に連行して迫害した。
2007年10月、家族が徳陽刑務所に面会に行った時には、李さんは精気がなく、顔色も黄色くなっており、両眼はともに失明していた。自力での生活もできなくなっていた。そこで家族は直ちに釈放するよう要求したが、刑務所側は「転向していないので釈放できない」と告げられた。
2007年12月21日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/20/168717.html)
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