■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/12/22/mh232065.html 



外交特権の濫用事件(写真)
——中国共産党による干渉に対するカナダ元アジア太洋州局長の評論

(明慧日本)米国ニューヨーク州議員マイケル・ベンジャミン氏(Michael Benjamin)は12月18日、中国領事館から法輪功を攻撃する内容の書状を受け取った。同領事館は、ベンジャミン議員に対し、「米中関係」を持ち出し、現在ブロードウェイで上演されている中国伝統文化の公演「ホリデーワンダーズ」を支持しないように迫った。ベンジャミン議員は、誹謗中傷と恫喝まがいのこの書状を公開することにした。

カナダ前アジア大洋州局長デービッド・キルガー氏は、英文大紀元の記者の質問に対して、中国共産党の大使館・領事館は外交特権を濫用していると述べた

 デービッド・キルガー氏は、「民衆に選ばれた官僚やその他の人で、中国共産党の圧力を気にする人はいない。自由な社会で、彼らのやっていることは外交特権の濫用に当たることを、中国共産党の外交官に警告すべきである。。特に現在、世界65カ国で巡回公演中のトップレベルの神韻芸術祭に対して干渉した事件はこれに当たる」と指摘した。

 デービッド・キルガー氏はさらに、「私はカナダ議会で務めた27年間、こうした他国政府大使館による干渉事件に遭ったことは、中国共産党の他にない。オタワ市に125の国・地域の大使館・領事館があるが、中国共産党以外の政府の外交官は、正しい外交活動や行為とは何かを知っているだろう」と述べた。

 デービッド・キルガー氏は、下院の代理スポークスマンを務めていた時、中国共産党政府から類似した脅迫を受けた経験がある。デービッド・キルガー氏は、「私が下院の代理スポークスマンを務めていた時、中国共産党政府の大使館員が、私の『台湾訪問を阻止する』とした内容の電話を、私の自宅までかけてきた。彼らが述べた理由は説得力が全くなかった。私は予定通り台湾を訪問したが、特に何の影響もなかった」と述べた。

 報道によると、2007年の新唐人ホリデーワンダーズ公演期間中、カナダ政府要人のほとんどが、中国共産党政府・大使館から脅迫の手紙を受け取っていたという。しかし、公演は予定通りに行われ、何の影響もなく大成功をおさめた。カナダの首相は自ら祝福のメッセージを送り、カナダ環境大臣・国家議員のJohn Baird氏は、首相代理として自ら公演会場に足を運び、カナダ政府を代表して祝福を送った。また、オタワ市の6人の議員が公演会場に訪れて、公演を観賞した。その他、7人の国会議員や補佐官が、公演会場を訪れて観賞した。

 2007年12月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/21/168784.html

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