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遼寧省・本渓留置場、薬物を用いて法輪功修煉者を迫害

(明慧日本)4月12日、現地派出所と市公安当局の警官6−7人が、突如として民家に突入、当時、徐志明さんとその家族は熟睡していたが、目の前に突然現れた光景に驚愕した。これらの警官たちは、令状を提示せずに家宅捜索した。家からどんなものを奪われたか分からないが、徐志明さんは牛心台派出所に強制連行され、4月13日午後に本渓本台留置場に送られて不法に勾留された。徐さんは、留置場の看守によって迫害され、精神障害に陥り、生活もままならなくなった。

 本渓市牛心台の法輪功修煉者・徐さんは、99年7月20日から現在まで繰り返し迫害され、5回も連行された。迫害される度に、徐志明さんの家族は、その迫害程度を軽減することに尽力し、コネを利用して、金銭で看守に話をつけてきた。

 今回、不法に15日間勾留されて帰宅した後、家族は徐志明さんが精神障害を起こし、歩行や着席時に転倒し、生活がままならなくなっていることに気が付いた。それは、以前の健常な徐さんと比べ、まるで別人のようだ。

 家族は、徐さんの健康状態がよくないため、本渓第二病院で診察を受けさせたが、病院当局と公安当局は内通しており、検査結果の詳細な説明はなかった。後に、家族は徐さんを他の市病院で検査してもらったところ、薬物中毒と診断された。これによって、本渓留置場が薬物を利用して徐さんを迫害したことが明らかになった。

 徐さんは罪を犯していないし、法にも違反していない、ただ「真・善・忍」に基づいて良い人になろうとしてただけだ。徐志明さんは法輪功を修煉してからこのかた、地元住民のためにたくさん良い事をやったことを皆が知っている。このような公認された良い人は罪がなくても酷く迫害され、一体誰が罪を犯しているのか?

 徐さんとその妻が現地の派出所へ迫害の情況を説明しに行ったが、現地の派出所は原因を聞く誠意がなく、かえってまた「徐さんが薬を探しに来た」と言って嘲笑した。

 数日後、牛心台派出所は市公安局の警官が来て情況を調べていることを伝えた。徐さんは派出所に行き、体の状況を詳しく説明した。市公安局の警官はただ、異議があったら弁護士に頼んでもいいと話した。

 現地の派出所は責任を逃れるため、翌日現地の派出所警官・李占南を家に派遣し、徐さんの妻に「徐志明の身体不調は、多病が原因」 とサインさせようとした。徐さんの妻は拒絶したが、娘婿はしようがなく、迫害を減らすためにサインした。李占南はその時また徐さんに署名させるように脅迫し、「サインしないと、またあなたを(留置場に)送るぞ」と言った。徐さんはしかたなくサインした。

 2007年12月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/25/169020.html